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コスモスと「レジリエンス(復元力)」追記あり

この秋、全国的に残暑が非常に厳しかったですが、ようやく秋が深まってきました。
近所(東京近郊です)にコスモスを見に出かけたところ、昨日の時点でそろそろ終わりがけでしたが、遠目にはまだ十分綺麗。久しぶりに長く晴れたので、秋の青空の下、気持ちいい風に揺れる可憐な様子を楽しめました。

ところで、皆さま、「レジリエンス」という言葉をご存じでしょうか。
人事労務用語辞典によると…

「レジリエンス」(resilience)は、一般的に「復元力、回復力、弾力」などと訳される言葉で、近年は特に「困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力」という心理学的な意味で使われるケースが増えています。さらにレジリエンスの概念は、個人から企業や行政などの組織・システムにいたるまで、社会のあらゆるレベルにおいて備えておくべきリスク対応能力・危機管理能力としても注目を集めています。

強い雨風にあって倒れたとしても、しなやかに咲くコスモスの強さは、この「レジリエンス」に通じるものがあると、個人的に思っています。



折しも、一昨日は世界メンタルヘルスデー。
元競泳選手で リオデジャネイロ・オリンピックの金メダリスト、萩野公介さんの体験談などがニュースで流れましたね。彼は、メンタルヘルスの不調で現役時代に休養したことについて、「最強のメンタル」を目指すのではなく、「自分自身でいること」を選んだと語っていました。

私は、言葉をちょっとアレンジして「『オリジナル』でいこう」とよく自分に言い聞かせています。迷ったり落ち込んだりした時などに自分に掛ける「マジック・ワード」、「希望の言葉」の一つです。

追記
レジリエンス、復元力といえば、フィギュアスケート女子シングル・坂本花織選手の今シーズンのフリースケーティングの曲「Elastic Heart」が「折れない心」という意味だそうで、彼女のイメージにぴったりです。
先日行われた試合ジャパン・オープンでは、事前情報によると調子はあまり良さそうではなかったにも関わらず、ほぼノーミス。世界女王の実力を発揮した力強い演技で、とても良かったです。
この試合では、競技を引退したスケーターが、スケートはジャンプだけではないことを体現したり、今シーズン休むことを表明しているスケーターが衰えない実力を披露したり、現役選手が今季のプログラムをシーズン序盤とは思えないクオリティで魅せたりと、各スケーターがそれぞれにとても魅力的でした。会場のファンも分け隔てなく、全員に惜しみない拍手を送っていて、同日に行われたアイスショーともども、とても雰囲気がよかったと思います。
宇野昌磨選手、坂本花織選手のファンとしては、今後ブラッシュアップされていくのが、とても楽しみになりました♪
この試合を主催したテレビ東京さんが、期間限定・人数限定で配信してくれている全出場選手の「マルチアングル」映像が、また見応えたっぷり。特にコーチカメラはフィギュアスケートファン必見の面白さですよ!

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