あの世からの贈り物…?
⚠これは私が体験した実話(ノンフィクション)である
あれは今でも記憶している…。私が中学生のときだ。ある日から突然誰かのお通夜の夢にうなされるようになった。でも棺桶に入っている人の顔まで見ようとすると、夢が終わるのだ…。すると数日後に母の携帯から電話が鳴り響いた。あんなに元気だったひいおばあちゃんの具合が悪くなったとのことだった。その3日後にはついに息を引き取ってしまった。なのでお通夜にも参列した。まさに正夢になったのだ。棺の中の片目にキラリと光る涙のようなものが見えた。ひいおばあちゃんとはふたりきりのお家で、戦争のお話を聴かせてもらったりとちょうど仲良かった時期でもあった。この辺は田舎だったが、昔は空襲で大変だったなどと…。
お通夜などが終わったある日に、私はひいおばあちゃんが住んでいたお家の前の庭で、ひいおばあちゃんがぁぁぁ゙あ゙~ぁぁあ゙と口を動かしてなにかを訴えかけている夢を見た。
そのひいおばあちゃんが立っていた庭の位置を鮮明に覚えていたので、数日後になんとなく見てみると…そこだけ不思議と鮮やかな1輪の花が咲いていて思わずうろたえた…。すぐに妹を呼んだ。妹もそこだけなぜ花が咲いているのかとびっくりしていたのを覚えている。
ふいに花言葉を調べてみると、お別れの言葉だったのを記憶している…。たまたまだろうか…?
ひいおばあちゃんは私になにを訴えたかったのだろう……。
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