見出し画像

就労経験の少ない障害者が仕事能力を上げる方法

こんにちは~ St.Mです。僕は障害者枠パートで働き始めたのが27歳の時でした。就労経験のない障害者が就職して、さらにステップアップすることは簡単ではありません。この記事では僕が仕事能力を磨いていくために取り組んできたことを紹介したいと思います。

家事をすることは訓練になる

家事能力向上は仕事能力向上に繋がります

たとえば「ゴミ出し」を例に出すと

①分別のルールの把握

②ゴミ袋の用意

③ゴミの収集日の把握

⑤当日に家のゴミを集めて出す

とここまでできたならば

ごみ捨ては買い物の時から始まっている
ことに気がつきますね

捨てる時のルールを知っておかないと
そもそも日用品を買ったとしても
捨てる時に後悔することになるかも

スーパーのお総菜などのパックは
買う時にポリビニール袋に入れて持ち帰り
捨てる時はそれに入れて口を縛ることで
虫が湧かないようにしたりします

物を買う時点から
捨てるための準備を始めているんですね

これは障がい者だけでなく
家事を奥さんに任せきっている男性
にも知っておいてほしいです

ただ単にゴミを捨てるということに関しても
色々な準備が必要というような

こうした「視点」を家事をすることで
持てるようになり
仕事能力アップに繋がると思います

人の仕事を観察する、あわよくばやってみる

仕事能力を磨く場がない場合は
人の仕事を観察することをお勧めします

例えば飲食店やコンビニの従業員を観察して
自分が実際にその仕事をすることを
イメージしてみるのです

注文の取り方はどうだろうか?
端末で入力している?
手書きの伝票?
そうならば商品名はどう書いている?
お辞儀やあいさつの仕方は?
お金の受け取り方は?
レジ打ちはどのような操作をしている?
服装の基準は?
髪型や色の基準はどうなっている?
感じがいい受け答えは?

そして自分が店員の立場ならば
この場面でどのように振舞うだろうか?

という視点で見てみると
いろいろ発見があります

ふとしたしぐさに
気配りが込められていることに
気がつきます


福祉施設にお世話になっている場合は
スタッフの仕事を観察します

メンバーの引率
食事の用意
行事カレンダーの作成
工賃の渡し方

いろいろな仕事で
成立していることに
気がつくと思います

観察するだけではなくて
手伝ってみてもいいと思います

僕はプログラムの準備や後片付け
食事の配膳や洗い物 掃除
計算テストの採点もしましたし

書類の作成や改善
パソコントラブルへの対処
といったこともやっていました

こうした仕事を引き受けていると
いろいろな場面へ対処する能力が
磨かれると思います

働いていない状態であっても
仕事能力を向上させる方法はあるのです

観察する習慣を持つことは
就職した場合にも役に立ちます

なんでもかんでも手取り足取り
教えて貰えるわけではありません

仕事を振られた時にこなせるよう
周囲を観察しながら
準備をしておきます

指示された仕事をこなしているだけでは
ステップアップは難しいと思います


コミュニケーションの取り方も
観察したらいいと思います

好印象を持ってもらえる受け答え
言い回し 指示の出し方 受け方などを
どんどん学んでいったらいいと思います

人のいい部分を吸収していくことが
仕事能力を上げていくコツだと思います

まとめ

実際に働いていなくても発想を転換すれば
まだまだ努力できる余地はあると思います
一緒にがんばっていきましょう
ではまた!

お金はご自身やご家族のためにお使いください。みなさまに幸せの訪れを願っています。