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『自己分析』に時間を使い過ぎないで

水那田ねこ様の記事にインスピレーションをいただいて記事を書くことにしました。日本におけるHSPについての発信者は「HSP気質を変えることができないもの」として捉えている人が多いというのです。僕が普段『物事をどのように受け止めれば心が楽になるのか、HSP気質のネガティブな側面を克服できるのか?』といった記事を書いていますが、珍しいのかもしれません。本記事では『自分は○○だから仕方ないよね~』ではなく、『自分は○○だけど、幸せになるぞ』と考えて一歩踏み出す勇気を持つことの大事さを書いていきたいと思います。


性格診断にドハマりしてしまうHSP

HSP気質・ギフテッドの人たちは
思考能力が高く 考え過ぎてしまう性質から
『分析』に意識が向いてしまいがちです

MBTIなどの性格診断にハマり
自分がどういう人間かを探求してしまいがちです

生きることに苦しみを抱えていて
『自分がうまく生きられないのは○○だから』
と納得させる理由を探してしまいます

○○には「HSP気質」以外にも
ギフテッド(IQが高い)・愛着障害
アダルトチルドレン・親が毒親
といったパターンがあります

もし自分の苦しみに名前が与えられたとしたら
自分がうまく生きられないのは
 必ずしも自分が悪いわけではない

 自分と同じ苦しみを抱えている人は他にもいる』

と考えてほしいです

僕は『自閉症スペクトラム』や
『ギフテッド』の情報にたどり着いた時
そう感じました

さて自分が何者かが分かったのだとしたら

上手く生きられない理由を掘り下げるのをやめにしませんか?

自分がうまく生きられない原因を探して
そこから抜け出せないことを
自分自身に納得させようとしている状態に
なっていないか自分を見つめてみてください

アドラー心理学でいう目的論ですね
抜け出すために一歩を踏み出せない自分を
正当化しようとしていないか?

人生これまで歩んできて
行き止まりまでのレールが敷かれていた
として

そのレールを敷いた人のせいにしたり
運命と思って受け入れるのは楽ですが

そこから抜け出すための一歩を踏み出すのは
勇気と覚悟が要ります

どちらに向けて
レールを敷いていくか?
自分が選ぶ以上 決断の責任は
自分が負うことになります

これからの自分の人生に
自分が責任を負っていくという一歩を踏み出す勇気
覚悟を決めることが幸せを掴むためには必要です

自分の生きづらい理由を探して
性格診断に行き着いたのであれば

人の輪の中に飛び込んで生のデータを集めた方がいい

と思います

対人関係で行き詰っているからこそ
その答えを知るために性格診断に行き着いたのかと
思いますが

人の性格には基本パターンがあることを理解し

あとは人の輪の中に飛び込んでみて
生データを集めていく
のがいいと思います

人の性格に基本パターンがあると分かれば
人の長所と短所は表裏一体で
それをどう切り取るか
捉えるかが大事であることが見えてくるハズ

そうすると人に対して寛容になれます
人を許容できるようになれば
人から許容されるようになっていき
人間関係が楽になっていきます

大事なのはその一歩を踏み出すこと
人の輪の中に飛び込む勇気を持つことです

失敗することも傷つくこともあるでしょう
でも自分が上手く行かない理由を掘り下げ続けるよりは
幸せに近づけるはずです

自分が何者か?の答えが分かったら、苦しみから抜け出す一歩手前

です
新しい世界の入り口に立っている状態です

あとは新しい世界へ一歩踏み出す勇気を
持てるかどうか ただそれだけです

世の中には自分の苦しみがどこからきているのか
気づくことすらできていない人が多いです

今はネットで検索すれば
答えが見つけられる恵まれた時代です

抜け出すには何年もかかるでしょうが
同じ苦しみを乗り越えた先輩たちの記事を
参考にしてがんばっていきましょう

一歩踏み出せば『案ずるより産むが易し』
だったと気づくと思いますよ

僕自身も自閉症スペクトラムの母に対して
カサンドラ症候群で苦しみ
幼少期に母親に多くの呪いをかけられましたが

自分の人生は自分が作っていく

と思って努力してきました

母親が自閉症スペクトラムであることは
母親の責任ではありませんし
母親の性質(こだわりの強さ)の中にも
僕が助けられてきたものもあります

20代前半で子供を持って
一生懸命生きてきたよね~
と思えているため
母親との関係も良好です

少し話がそれましたが
自分の抱えている不具合に気づけたならば
そこを掘り下げることを一旦やめて
幸せに向かって一歩を踏み出す勇気を
持ってほしいですね

ここまでお読み下さり
ありがとうございました
ではまた!

お金はご自身やご家族のためにお使いください。みなさまに幸せの訪れを願っています。