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みんなと比べて落ち込む、、、自己肯定感が低い人に伝えたいこと Vol.1

こんにちはSt.Mです。僕は大学院在籍中にドロップアウトした経験があり、障がい者雇用から自分を育てなおしてきました。この記事は、周囲のレベルについていけず、ドロップアウトしてしまった人に向けて、「周囲との能力差が生じるのは、あなたの努力不足が原因とは言えない」ことを伝えたくて書いています。

Image by Holger Langmaier

障害が原因の場合

まずは「障害」が原因の場合です
僕の場合は自閉傾向が強くて
狭い世界で生きていたことが
ドロップアウトした原因だと思います

自分の人生がうまくいかなかったのは
「障害」のせい と自分とは切り離して
自分を責めるのをやめていいと思います

その上で
これからの自分を作っていく努力
をしてほしいと思います

親のせい?

親ガチャという言葉がありますね

批判的に受け止める方もいるかと思いますが

子供が親の能力の影響を大きく受けるというのは
事実だと僕は思います

核家族化で子育てが
家庭内で閉じてしまいがちなので
子育てに不具合があった場合
正してくれる人もいなく
子供に不具合がそのまま出てきてしまいます

しかも不具合が出てくるのは
ある程度成長してからになるので
修正していくのは非常に難しいです

親がマナーのしっかりした人だと
躾を受けることで親のマナーを受け継ぎます

でも親がマナーを知らない人だと
子供はマナーを覚えることができません
結果人間関係でトラブルを起こしてしまうことになります

ではマナーを知らないのは
本人のせいでしょうか?

人間関係でうまく立ち回れないのは
本人のせいでしょうか?

違いますよね

できていないからといって
人として劣っている訳ではなく
経験が足りないだけの伸びしろがある状態

と思ってほしいです

勉強ができる人といっても
小さい頃から習い事をしていたり
親に絵本の読み聞かせをしてもらっていたり
勉強になるおもちゃなどを買ってもらっていたり
していただけかもしれません

両親共働きで家族以外の人と接することもなく
テレビだけを見て過ごすというような
環境で育った人では勝ち目はありません

産まれる家は自分では選ぶことはできないので
同世代と比べて劣っていたとしても
必ずしも人間として劣っているわけではない
のです

ここでも同じ言葉を繰り返しますが
その上で
これからの自分を作っていく努力
をしてほしいと思います

親をうまくいっていない言い訳にしたとしても
努力をしない言い訳にはしてほしくないです
努力しても報われないかもしれませんが
努力すると成功する確率は上がります

グラジオラス:花言葉「たゆまぬ努力」 photo by Uwe Conrad

能力がない人を見下さない社会になってほしい

僕は人の能力のほとんどは
人との出会いで決まると感じています

もちろん
努力すれば能力が上がりますが

努力を始めるきっかけは
親・友人・上司・同僚などの
人との出会いであることが
ほとんどだと思います

能力がない人は
出会いに恵まれなかっただけの人であり
出会い次第で変わることもあります

そういう風にみんなが考えられるようになると

どっちが上か下かといった勢力争い
いじめやパワハラ・マウンティングなども

減っていくのではないかなと思います

まとめ

周囲と比べて落ち込んでしまったり、ついていけなくてドロップアウトした人に伝えたいのは、伸びしろがあると捉えてあきらめないでほしいことです。人の能力はいい出会いがあったかどうかの運の要素が強いです。能力がある人は幸運に感謝し、たとえ能力に恵まれなかったとしても、責められることもなく、また自分を責めることもなく努力できる、そういう社会になってほしいですね。

この話は次回も続きます。ではまた!

お金はご自身やご家族のためにお使いください。みなさまに幸せの訪れを願っています。