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失敗を恐れない、失敗しても許される人間になるには

こんにちは~ 大学院在籍中に精神病院入院、食品スーパーでの障がい者雇用から苦節13年、正社員登用されたSt.Mです。

僕は「失敗はしてはいけない」と
ずっと思いこんでいました

その思い込みが解けたのは、上司に
「失敗したら責任は俺が持つから
自分の思った通りにやってみろ」

と言われたことがきっかけです

雷に打たれたような
衝撃を受けたのを覚えています
「失敗ってしてもいいんや、、、」

この言葉がきっかけで
失敗を恐れずに挑戦できるようになりました

失敗しても責められない人間になるには

仕事で失敗すると落ち込みますが
失敗した原因を分析して改善していくことが大事
だと思います。

自分で考えていくだけでななく
人に聞いてもいいと思います
上司が失敗した原因を教えてくれる人であれば
ラッキーですね

発達障害のお子さんがいる親御さんも
叱るのではなくて失敗した原因を
いっしょに考えてあげるといいと思います

あとは不器用なりに一生懸命がんばることです
これは与えられた仕事を一生懸命こなす
という意味ではない
んです
与えられた仕事を一生懸命にこなすことは
「当たり前」なんです

与えられた以上の仕事を目指すのです
100点満点のテストを受けるのじゃなくて
120点満点のテストを受けるイメージです
失敗して20点取りこぼしても
100点になるんです

この与えられた以上の仕事というのは
必ずしも難しい仕事でなくていいんです
それは「みんなが嫌がる仕事」です

窓に鳥の糞がついてしまったのをきれいにする
職場に入り込んだ虫を外へ逃がす
とかですね

僕がやっていたのは労働組合の仕事です
休日が拘束されたりするので大変でしたが
こうした課外活動は失敗しても許されます

失敗が許される場で
失敗をしておくといい
と思います

障害者であっても
経験すればできるようになることは
多いと思います

経験を積める場を大事にしてほしいです

失敗しても許される人間性

失敗してもフォローしてもらえる人間性って?
と考えた時の「人間性」について
6つほど考えてみました

①人の役に立ちたいという気持ち
②感謝の気持ち                                を持つ

アドラー心理学の入門書である
「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」岸見一郎著
は僕の人生を変えた本です

アドラー心理学においては
「人の幸せとは貢献感である」と定義しています

「地位やお金」=「幸せ」と思いがちですが
自分の心を見つめて考えてみてください
人から心からのありがとうと言われる時以上に
幸せを感じる時があるのか

周囲の人に喜んでもらいたい
役に立ちたい        
という気持ちで人と接し

常に感謝の心をもって
「ありがとう」の言葉を伝えていくことは
相手を幸せにすることだと気がつき
僕の人生は変わっていきました

こうした姿勢で物事に取り組むと
周囲からの協力がもらえるようになると思います

③腹を立てない
アンガーマネジメントが話題になっているように
腹を立てても良くないと分かっている人は多いと思います

アンガーマネジメントの本ではないのですが
「人を動かす」(デール・カーネギー著)
という本を読んで学んだことは

「相手のために自分が何ができるか?」という
スタンスで人に接すると周囲の協力がもらえる

ということです
先ほどの①②ともつながりますね

人間ありがちなのは、部下や上司、パートナーが
自分の思うように動いてくれないと
不満を募らせることですが

自分が相手のために何ができるのかを
主軸に置くと腹を立てることすらなくなり
周囲の人の協力が得られやすくなります
騙されたと思って実践してみてほしいです

④自慢しない
⑤批判しない
⑥相手を肯定する

これは以前の記事でも触れていますが
「反感」を買う行動は損してしまいます
でも自己肯定感が低いからこそ自慢したり
相手を攻撃して優位を築こうとしてしまう
というのは僕もそうだったので分かります

まとめ

失敗しても許してもらえる人間性
について書きましたが
勘違いしないでほしいことは
うまくいかない=人間性に問題がある」
ではない
ことです

自分の努力不足と考えるのではなくて
自分とは切り分けて
「障害特性のせい」にしていいと思います

そして過去を悔いるのではなくて
これからの自分を作っていく努力を
してほしいです


僕は、自分の障害と真っ向勝負してきた内容を記事にしていきたいと思っています。ここまで努力しなくても、上手に楽に生きる方法はたぶんいくらでもあると思いますが、何かしらのヒントになれば嬉しいです。ではまた!

お金はご自身やご家族のためにお使いください。みなさまに幸せの訪れを願っています。