過払金相談に付き添った結果

今日は親戚の過払金相談に付き添いで行ってみました。
結論から申し上げますと、とても勉強になりました。

こんにちは。新卒2年目フリーランスを目指すミツ林檎です。
私は基本土日のどっちか、もしくは両方の予定を空けておき、その日の気分で休みを生きています。

今日は親戚が過払金相談に中央事務所という場所に行くとのことだったので、興味本位で付き添ってみました。

新宿にある30階規模のオフィスビル内に中央事務所はありました。
フロアに入るとすぐ受付の方に、定員4人ほどのブースに案内していただきました。
ここまでで想像していたよりも怪しい感じはなく、むしろブースはがとても綺麗で安心感がありました。

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「過払金相談 無料です」とよくCMで見かけることは多いものの、正直仕組みがさっぱりだったので(真面目に調べようと思ったこともないのですが)、今回親戚が行くと聞いて「えっ大丈夫??」と心配になり、付き添ったという経緯もあります。
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今回は親戚にキャッシングの経験があり、自宅のポスティングチラシを見て相談することになりました。親戚曰く、「ポスティングチラシを見てちょっと必要な情報を入れてみたら、すぐに電話がかかってきた」とのことでした。

今回私が「過払金相談」で勉強になったことを2つ紹介します。

①過払金の仕組み

今回私が一番勉強になったのは、いわずもがな過払金というものの仕組みです。記憶している限りで簡単に説明すると「20年ほど前の金利よりも現在の金利はとても下がっており、その金利分の金額を過払金と呼ぶ」とのことです。

なので「どのカード会社だから」とか「消費者金融で借りていないから」ということではなく、「キャッシングの経験が結構前にある方」は誰しも可能性があるということ(らしい)です。

今回一緒に親戚に付き添った母もキャッシングの経験があったのですが、母はここ数年以内の話だったため「おそらく金利による過払金は発生していないだろう」ということで調査はしませんでした。

②過払金請求をすると、そのカード会社でのカード発行が難しくなる

「でも少しでも過払金が戻る可能性があるなら、調査してみればよいのでは?」と思ってしまうのですが、実は過払金請求をすると、そのカード会社でのカード発行が今後難しくなってしまうとのことです。

過払金請求は、「中央事務所」からキャッシングを行なったカードのカード会社宛に「この方のカード、過払金がありますよね?返してもらえますか?(必要書類をいただけますか?)」とお願いしてもらう行為とのことです。(説明下手くそですみません)中央事務所の担当者の方曰く、カード会社からしてみればあまり嬉しくはない行為ということになります。そのため、今後はそのカード会社での新規クレジットカードの発行は難しくなってしまう。とのことでした。

私はこれが結構びっくりでしたね。
なんというか、本来は返すべきものなんじゃないかなぁと思うのに、返せというと「いや、じゃぁもうあなたはウチのお客様ではないです。」みたいな。
もちろんカード会社からしてみれば、もし会員全員がそんなことしたらかなりその損失になるわけなので、難しいところではあるのですが。

面談自体は1時間ほどで終了し、想像より全然怪しいものでも難しいものでも(手続き自体は)なく、なかなか行ける機会もない面談に同席できて面白かったです。

皆さんも予定のない休みを作って、誰かの予定に付き添ってみるのも面白いかもしれません。

本日もおやすみなさい。


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