悪夢をみて考えたこと

初めての方は初めまして。
以前も私の投稿を見てくれた方はこの度もありがとうございます。

はじめに


12作目となる今作では、昼寝をしていた時に見た夢と
目を覚ました後に考えたことについて書いていきます。

先日の日曜日に子どもが昼寝をしたタイミングで私も眠くなりまして、
子どもの隣で昼寝をすることにしました。
1時間半くらい寝ていたのですが、その昼寝で見た夢はいやなものでした。

そのいやな夢の内容というのは、子どもが視界から突然いなくなり
私が慌てて探す夢でした。

あまりにも鮮明すぎた夢だったため、目覚めた後になっても
夢の中にいるような感じでした。

もし似たような事態が発生したらどうしようと思いまして、対策として
何かできることはないだろうか考えてみたことについてのお話です。

今作の総文字数は3489字となっております。
よろしくお付き合いくださいませ。

気楽にお読みくださいませ


真昼のナイトメア


先ほども書きましたが、これは夢の中のお話です。
現実のお話ではないことを再度お断りさせていただきます。


私と子どもが二人で散歩をしていた最中に、
不意に左横から女性が現れたところから夢が始まります。

不意に現れたその女性は知人ではなく、
今思い返しても誰なのかよくわからない方です。

年齢で言うと30代か40代でしょうか。
そこそこ綺麗な感じだったような気はしています。

その夢の中の女性は緑色のボールを持っていて、
夢の中の私の子どもに「これで遊ぼう」と言ってきました。

夢の中の私の子どもは謎の女性とボールで遊びたくて仕方がなくなっていて、私と一緒にこの女性から立ち去ろうとはしてくれません。

夢の中の私は「何でこうなるんだよ」と思いつつ、どうにか上手くやり過ごせないかなと考えていました。

しかしどうもうまくいきません。

この場から離れることができないので、助け舟は何かないだろうか・・・・と辺りを見渡すことにしました。

この時は二人から目を離していました。
夢の中のことで覚えていませんが、たぶん子どもと手をつないでもいませんでした。

そして二人へ視線を戻すのですが、ここでまさかのことが起こりました。

私の子どもと見知らぬ女性の二人が忽然といなくなっているのです。

「いきなり視界から消えたってどういうこと?」・・・夢の中の私は何が起こったのか理解が追いつかず、次の一手に進むことができないでいました。

周りに助けを求めようにも周囲に人が見当たらない。

私の子どもは謎の女性に連れ去られたと、この発想になるのに時間がかかったように感じています。

私はすでにパニックを起こしていて、何が最良の方法なのか判断さえつかなくなっています。

私は慌てて走り出し姿を消した二人を探すことにしましたが、全く二人は見あたりません。

私が探し回っている場所は森の中のように視界が遮られるような場所ではなく、開けていて見通しのいい公園のような場所です。

それなのに二人はどこに向かったのか全くわからない。

何でこんなありえないことが起こるのかと、私は冷静さを欠きながら走って探し回っていました。

ここでようやく警備室と書かれた建物を見つけて中に入りまして、
そこにいる方々に「子どもがさらわれた」と叫ぶ私。

当然その中にいる方は表情が真剣になり話を聞いてくださいます。

「どんな子ですか?」と聞かれて、名前・身長・顔・年齢などを答えていく私。

しかし次に「どんな服装ですか?」と聞かれたのだが、
ここで「どんな服着せて外に連れていったかな」と自問してしまう始末。

夢の中とはいえ我ながら情けない話だが、
私は子どもが着ていた服を全く思い出すことができなかったのです。

ここでスマホを持っていることに気づき写真に撮っているかを確認しようとした・・・この場面で私は夢から覚めました。

目が覚めたというよりは飛び起きたといった方が正確かもしれません。

呼吸が少し荒い私の隣では、子どもが寝息をたててお昼寝の真っ最中
でした。

ものすごく安心して夢でよかったと思いました。

悪夢から学ぶ その1



見たくもない夢を見てしまいましたが、その悪夢がもしリアルに変化してしまったら・・・と思うとすぐに起き上がって寝室の子どものそばから離れられませんでした。

嫌な夢でしたが、どうやったら防げたかなあ・・・と反省会ではないが(夢だから反省でもないのだが)やってみることにしました。

まず最大の失態といえることは
『知らない方が自分の子どもに声をかけてきている状況にもかかわらず
目を離した失態』
でしょう。

どんな状況であっても幼児である自分のこどもから目を離してはダメだな、とまずは考えました。

今回みた夢は極端なケースではあり現実的にはあまり起こり得ないことではあるけれど、迷子や事故について言及すれば常に存在する不確定要素であるということはできます。

小さい子どもは何をするかわからない以上、不確定要素は高い確率で発生しうるわけなので、しっかり子どもを見なきゃいけないと改めて思いました。

悪夢から学ぶ その2



夢から覚めた後で、子どもが迷子になることって多分あるよなあ・・・
どうしたら予防策を張れるだろうかということも考えましたので、
ここからは子どもが迷子になってしまったケースについても考えたいと思います。

夢で見たように、焦ってパニックになると次の一手が打てません。

もし現実に子どもが視界からいなくなり、少し探しても見つからないことが起こったとしたら、ほぼ間違いなく高い確率で今日みた夢と近い行動を再現をしてしまうでしょう。

迷子事案発生というのは高い確率で起こると思います。

当然ですが、未然に防ぐことが最善策になるかと思いますが、仮に起こってしまった場合にどうそれを軽減させて早い解決にもって行くのかについても考えてみました。

まずは冷静になるように努めて他者に協力を仰ぐことでしょうか。

他者へ協力を仰ぐためには情報を正確に共有することが大切ですね。

焦って空回りを続ける頭では、通常時には簡単に伝えられることも伝えられなくなります。

今回でいうなら、子どもの特徴や服装などを誤差なく伝える必要性に出くわすことが当てはまりそうです。

しかしながら夢にみた服装について思い出す場面、これは現実的に私一人では正確に思い出すことはできないかもしれません。

記憶はごちゃ混ぜになって曖昧になるものです。

これまでの人生における経験則から容易に推測することができます。

妻というもう一人の人物がいれば、もしかしたら正確に思い出せるかもしれませんが、二人がかりでもしっかり思い出せないかもしれません。

当然、迷子になれば私だけでなく妻も焦ってパニックになるはずです。

時として私の方が妻よりも冷静ということもあり得ない話ではありません。

二人揃って協力しても1にもならないという残念な状況には陥りたくないですね。

曖昧な記憶を辿りつつ的を絞って行くことは難しいので、記録として一目瞭然にした方が良さそうです。

そうすれば今後起こりうるどの場合でも対応できる対策となり得るかと思います。

とりあえずは簡単にできることとして、これから混雑に巻き込まれて子どもが迷子になりそうな場所へ出かける際は、
1、子どもの全身を写真に撮っておく
2、親である私と妻の氏名連絡先と子どもの名前について書いたメモ書きを準備して子どもに持たせておく
などの対策をひとまずしておけばいいのかなと思いました。

もちろんこれだけでは不十分な気もしますが、何の準備もしない手ぶら丸腰状態に比べればマシと言えるでしょう。

あとは実際にこんなことが起こらないよう、子どもと周囲に注意を払うことが大事なことだと思います。

おわりに


今回は『悪夢をみて考えたこと』について書いてきましたがいかがでしたか?

先日は見たくもない夢である、子どもがさらわれてしまう夢を見てしまったわけですが、もしこんなことが現実に起こってしまったらと思うと恐ろしくなります。

実際にこのようなことが降りかかってしまっている方もニュースを通していらっしゃいます。

その方々がどれだけ神経をすり減らして生活をされているのか想像に難くありません。

今回見た夢はレアケースであるにしても、これが迷子になり親から一時的に離れてしまうということであれば一気に現実味が増します。

子どもと一緒にお昼寝したのにそこで見た夢は決していい夢ではなかったけれど、大切なことを考えてみるきっかけになりました。


それではこの辺りでお開きにしようと思います。
今回もお付き合いいただきましてありがとうございました。
また次回作でお目にかかりたいと思います。

〜 12作目 『完』 〜


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