見出し画像

専門性が欲しくて陶芸研究所へ入所した過去

大学を卒業してすぐ、
中学校で美術の非常勤講師を
1年したことがある。

当時、まだ22歳の自分と
14歳〜16歳の中学生とは
歳も近くて

先生というより
ちょっと歳の離れた姉みたいな
そんな存在だったと思う。


大学の研究室に残りながら
非常勤講師をしていた私。


今思えば、「研究生」という名の
モラトリアム時代だった。


社会に出る前に
「美術教師」という職業を
体験させてもらった感覚。


でも、あのときの私は


自分には「足りない」と思っていた。


子どもたちに教えるには

経験も

スキルも

全然足りない。



だから、
何か一つでもいいから
自分に自信が持てる分野が欲しい!


専門だと
胸を張って言える分野が欲しい!


そんな風に考えて
陶芸の道を選んだのが、、、


今から23年前くらい。


わ〜😳😳😳


23年も前が
振りかえられてしまう
年齢なのか💦💦


ほんと、びっくり。


そして、23年前。
自分に自信がつけたくて

自信を持って

「これだ!」

「私にはこの分野の専門性があります」って

言いたくて

思いたくて

陶芸研究所へ入所した。


陶芸研究所とは、
陶芸作家になるための
プロ養成学校みたいなもの。


実際に活躍されている
陶芸家が講師となって


作家になるための
ノウハウやスキルを直接教えてくれる


そんな研究所でした。


しかも、当時は無料で教えるかわりに

その後、作家となって

陶芸という伝統文化を
継承できる人材を養成する


そんな趣旨のある研究所だった。



今でも、愛知県には
「陶の森」という名で、
研究生を募っているけど、今は
無料ではなくて、
志願して学びにいく感じの施設に
変わってしまった。


陶芸家を目指す人も少なくなったよね💦


そんなこんなで


大学卒業したてで美術講師を
経験した私は


子どもに教えるならば
より専門知識を身につけて
自信を持って
教壇に立ちたい!と願い、


あわよくば


陶芸作家になりたい!


そんな野望?も抱いて


広島県での
大学生活に終止符を打ち


愛知県へ
一人向かったのでした。



当時は、

陶芸研究所に入所するには
30人強の応募者の中から、
試験を受けて、
たった6人だけが入所できるという


けっこうな倍率の
狭き門だった陶芸研究所。



無事に合格を勝ちとった私は

陶芸作家になりたい
6人の仲間に出会い


朝から晩まで
共に陶芸の道に明け暮れたのでした。


そこで、
今の夫(正真正銘の陶芸家🤣)にも
出会ってしまったというわけです。


夫はすでに研究所を修了し、
陶芸家の道を歩み始めていた先輩でした。


1年間の陶芸研究所での
生活も、今思えば、
あまり人が経験しないだろう
貴重な経験だったなぁ。。と思います。


またいつかnoteで書いてみようかな。


人生長いこと生きていると
本当にいろんな経験してきたな〜と


自分の人生
面白いじゃんって
振り返って思う今日この頃です。


でも、これから先も
面白いにちがいないんだけどね😁



この記事が参加している募集

振り返りnote

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?