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35歳で公務員を辞めた私のバイブル『自分の中に毒を持て』岡本太郎

35歳で公務員を退職した私。
辞めたいと思い始めたのは、働き始めて割とすぐでした。

それでも辞めずに12年続けてきたのは、周りの意見に惑わされて、度々思いとどまってきたから。

自分の中で何かに蓋をして、ずっと生活してきました。周りからみれば、いたって普通に仕事をしているし、それなりに楽しみも見つけながら普通に生活していましたが、家にひとりでいるとき、無意識にツーっと涙が出てきたりすることもありました。

「公務員を辞めるなんて。」
「もったいない。」
「少し我慢して続けた方がいい。」

絶対言われます、この言葉。
この言葉に負けてしまうなら、その程度ということですが、怯んでしまう気持ち、私はとてもよく分かります。10年悩んだ私です。

でもよく考えてみてください。

これは誰の人生ですか?
あなたは周りの誰かが敷いたレールを走り続けるんですか?

これはあなたの人生です。
決めるのは、あなたです。

「生まれ変わったら」
「人生やり直せるなら」

次なんてありません。
この世がすべて。

この世が天国です。
なんでもできるんです。

すべては自分次第。

【以下、引用『自分の中に毒を持て』岡本太郎 】
「自分自身の生きるスジは誰にも渡してはならないんだ。たとえ、他人にバカにされようが、けなされようが、笑われようが、自分が本当に生きている手ごたえを持つことが、プライドなんだ。人生を真に貫こうとすれば、必ず、条件に挑まなければならない。いのちを賭けて運命と対決するのだ。そのとき、切実にぶつかるのは己自身だ。己が最大の味方であり、また敵なのである。」




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