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私の受験体験記

高校受験のことは
遠い日の出来事で忘れてしまいましたが、
大学受験のことはかすかに覚えています。

座右の銘「克己」を机に貼って、
休みの日は、10時間勉強
普段の日は5時間勉強と決めていました。

両親が
「勉強しなさい」と言わない家だったので、
自分でがんばるしかなかったです。

父は、カラオケの練習と阪神の応援で勉強の妨害(笑)。
母は、巨人と相撲の応援で忙しい。

共働きの家。
そんな普通の家庭の中で育ちました。

やかましい中が普通だったので、
集中力ができました。
勉強部屋があったけれど、
孤独が苦手で、
居間でうるさい中、
問題集をやっていました。

野球に全く興味がなかったので、
聞こえても、ただのバックミュージックでした。

私の勉強法は、
薄い問題集の自分に合ったレベルのものを
何度も繰り返してするということだけです。
まちがえた問題にチェックをして、
そこだけを繰り返してしました。

ある程度できるようになったら、
少しずつレベルを上げていくというものです。

かっこつけて、
東大生のおすすめの参考書や問題集を買ってみたものの、
まったくわからない。

背伸びするのはやめて、
自分ができそうなものを選び、
それを何度も繰り返します。

国語と英語はこのやり方でできました。
数学は、もともと一番得意科目だったので、
分野別のものをしていました。
理科と社会は、
学校のものを
暗記しまくりました。
塾は行かせてもらえないので、
自力で勉強しました。

第一志望には落ちましたが、
第二志望には受かりました。
1年目はプライドがぼろぼろのままでしたが、
2年目からは復活しました。

同じようにして、教員採用試験の勉強も行いました。
同じように、休みの日は10時間、平日は5時間です。

数学が一番得意なのに、
一番苦手な国語の教員になりたかったので、
あまり自信がありませんでした。

中学校国語の教員になるために、
高校の国語の薄い問題集を何回もして、
レベルを上げていきました。
古典や漢文はめきめき力がつきました。

私は、問題集を繰り返しするタイプでしたが、
まとめるタイプの人も友達にはいました。

教育法規などは、
県別の問題集を何度もしました。
まちかえたところにチェックをして、
間違えたところばかりを繰り返してしました。

こんな単純なやり方ですが、
今から○○年前に一発で採用されました。
それは、自分のしてきたものと同じ問題が出たからです。
更級日記でした。

挫折がないようですが、
いきなり中2の担任、もちあがりで中3の担任、
しかも、まあまあ荒れているところの担任で、
就職してから苦労しました。

でも、まわりの先生が助けてくれたおかげで、
なんとか生き延びました。

私と仲良しの友達は
こんな仕事ムリということで、
みんな10年以内にやめていきました。

でも、一番しっかりしていない私が
今も続いているのは
不思議なものです。
逆境に強いなと
自分でも思いました。

#受験体験記

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