アメリカ中西部 KfT#12モニュメントバレーで、この地球を感じる
カエンタで会ったナバホ親子のカフェを出て、モニュメントバレーへ向かう。
白やクリームやオレンジ色の岩山が遠くに見えて、小屋のような平屋の家が草地に建っていて、向こうにケルンがそびえたっている。
そんな景色をひたすら走る。
遠くにモニュメントバレーも見えてきた。
オレンジ色のゴツい岩山のところで休憩する。すごい岩の塊だ。質量がすごい。地球がのぞいている。地球の地肌が出てきている感じ。
モニュメントバレー、広い、でかい、青い空
「Welcome Navajo Nation」 のモニュメントもある。
さあ、モニュメントバレーに着いた。車を置いて展望台へ。
ログハウスのビジターセンターがとても大きい、ツアー客でごった返している。さすが有名どころ。
いやはや、とにかくでかい、大きさが分からない。
オレンジ色の大地にくねった小道が見える。小道に見えるが車道だ。車が眼下に小さく走っている、車があの大きさか、、、モニュメントまでの距離が全く分からない。
ただただ遠いんだろうなと想像するしかない。
JCBカード?何それ
ビジターセンターのおみやげ屋は大規模で、採色された陶器、壺からアクセサリーから銀細工、高額な美術品のようなナバホアートの工芸品がたくさん、ガラス戸棚に収まっている。
「素敵だなあ。両親に買って帰りたいなあ、、」
「ここで買っても持って帰る間に割れちゃうよ、、」
「そうだね、、何かもっと手軽なものを、、」
何を買ったかな?ドリームキャッチャーだったかな、石かな?
ビジターセンターの入口にJCBのロゴが張ってあったので、お、使えるんだ!と嬉しくなり、お土産の会計でJCBカードを出してみた。
ところが、レジの婦人は、
「入り口にロゴが貼ってあるけど、実際使えないのよ」ってさ。
なんだよ。でもいつもと違うクレジットカードを扱うのがめんどくさいだけなように見えた。
しかもダニーは、私が取り出したJCBクレジットカードを見て、
「それはどこのクレジットカードだ?!」と驚いている。
「日本製のクレジットカードだよ、、」
知られていないのだ。くやしい。
仕方なくVISAカードをレジに差し出す。
展望のきくカフェで座ってひと休み。
National Parkからみんなこっちに観光客が流れてくるからか、かなり混んで賑わっている。国立公園がCLOSEしているからね。
「もう少し外で休憩してから出かけたい」
縁石に座って休む、、すまんね、ダニー、、ずっと助手席で揺られながら座ってるのも結構疲れるみたいだ。
もう少しモニュメントバレーを眺めてから行こう。
「あの車が走る方へ行くとどこへ行くの?」
「どんどん奥地へ行くだけだよ」
コロラドへ向けて
日が傾いて、夕方になりかけている。さあ、もう出発しよう。
もと来た道を戻る。ナバホ親子に会ったカフェのある、カエンタの町まで出て、そこから東へ、出発したダニーの家コロラドへ向かう。今日中にコロラドへ帰り着きたい。
夕暮れの黄金色の道をスピードを上げて走りだした。
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