K.MITANI

抽象画家です。自分の姿をアートのモチーフとして、派生するさまざまな出来事をnoteして…

K.MITANI

抽象画家です。自分の姿をアートのモチーフとして、派生するさまざまな出来事をnoteしていきます。 サイトはこちらhttps://www.kyokomitaniart.com

最近の記事

アメリカミシガン州 KyokofromTokyo#10 2016年アメリカ大統領選を聞く!

リニーの家を出発 今日は、ステイさせてもらっていたリニーの家に別れを告げて、デトロイト美術館へ行くべく、デトロイトへ移動する。 朝からパッキングに四苦八苦。明らかに買いすぎたお土産のお菓子がスーツケースに入りきらない。履き古したスニーカーを捨てさせてもらって、どうにも入りきらないお菓子をリニーに渡して「子供たちにあげてね!」 「Kyoko! まだ準備してるのか?」とジョンがベッドまでのぞきに来た。 「もうちょっとまって~」デトロイトまでリニーの家から車で4時間掛かる。美術

    • アメリカミシガン州 KyokofromTokyo#9 夜の森の鹿とお礼は生姜焼き

      ログキャビンのおばさんの家へ 森のマッシュルーム狩りから帰ってきたと思ったら、次は何? 「おばさんの家へ、鹿に干し草をあげに行くのよ」とリニー。空き地にコンテナのように積んである藁山からひと山、車に積み込んで、すぐ出発。 ジョンはお留守番。 40分ほど車を走らせて、林を抜けて、おばさんの家へ到着。 ログキャビンの土間が入り口。広い大きな居間へ、靴は脱がずにそのまま上がる。こちらは基本、靴は脱がないから、玄関というものがない。 天井の高い居間には暖炉があって、二方の壁は床か

      • アメリカミシガン州 KyokofromTokyo#8 夕暮れの森と犬のマギー

        黄色いスクールバス ハーレーダビッドソンツアーの後は、ひとりで散歩に出かけた。 林を抜けて車道へ出てみる。ほぼ車も通らない広い車道。この辺りで人が歩いていることも見ることはない。こんな景色のいいところなのに、ここの人たちは散歩とかしないのかなー。と思うのは都会人の感覚なのかな。あまりに人も車もいないので、かえって落ち着かない気にもなる。 そんなことをぼーっと考えて歩いていると、黄色いスクールバスが、かなりのスピードで通り過ぎる。 「あ、スクールバスだ!」でも窓がスモークガラ

        • アメリカミシガン州 KyokofromTokyo#7 ハーレーダビッドソンとアーミッシュ

          ミシガンの土 翌朝、リニーはヨーグルトの空き容器に土を入れて苗木を植えていた。 ミシガン湖の東側に接するミシガン州は、西から吹いてきて運ばれた砂浜のビーチがあるくらいだから、土壌が砂礫なのだ。そのため森の木々は土の水分が少なくて、根が深く張ることができず、森の木々は強風で容易に倒れてしまうそうだ。砂礫では作物は育ちにくく、畑をするには土を買ってこなくてはならない。 アイスクリームの軸に野菜の名前をマジックで書いてポットにさす。トマト、グリーンペッパー、日本のししとうかな。

        アメリカミシガン州 KyokofromTokyo#10 2016年アメリカ大統領選を聞く!

        • アメリカミシガン州 KyokofromTokyo#9 夜の森の鹿とお礼は生姜焼き

        • アメリカミシガン州 KyokofromTokyo#8 夕暮れの森と犬のマギー

        • アメリカミシガン州 KyokofromTokyo#7 ハーレーダビッドソンとアーミッシュ

          アメリカミシガン州KyokofromTokyo#6 夜の森で銃を撃つ!

          やるのかやらないのか?! 夜の薄暗いBarnでくつろいでいると、ジョンが物置場の方へ行き、 「Kyoko, Gun 銃を撃ってみるか?」という。 「Gun ?!」急におろおろする私。 「え、やってみたいけど、やったことないし、怖いし、私にできるかな?」 はっきりしない英語でおろおろしていると、 「やるのか、やらないのか、どっちなんだ?!」とイライラしたジョン、 体験とはいえ、危険だから真剣な気持ちでないと、というところだろう。 「や、やります、やります!」 「よし、では、ま

          アメリカミシガン州KyokofromTokyo#6 夜の森で銃を撃つ!

          アメリカミシガン州 KyokofromTokyo#5 ホームスクーリングとマウントプレザントへお買物

          犬のごちそう リニーのバースデーパーティの翌朝、料理の残りはすっかり犬たちのご飯になっていた。 「パーティの後はいつもこれ、NOTエコ、よくないわよね、、」 「しかたないよ、パーティだったんだし、、」 黒土の畑に積まれたごちそうにありつく3匹のボクサー犬を眺めながら、リニーと立ち話。 ホームスクーリング ところで、リニーは子供たちにを学校へ通わせる予定はないらしい。 「どうして?」 「今の学校教育は良くない。自分の子供時代の学校生活でいい思い出はない」というようなことを

          アメリカミシガン州 KyokofromTokyo#5 ホームスクーリングとマウントプレザントへお買物

          アメリカミシガン州KyokofromTokyo#4 森のBarn-小屋でバースデーパーティ!

          赤いバースデーケーキ 鍋を借りにリニーの叔母さんの家へ行った帰りにスーパーで買い出し。 「買いたいものある?」「このチーズ欲しいな」 コロラドのダニーの家へ行った時に初めて買って覚えていた穴の開いたスイスチーズ♡!日本でたまに見かけるが、そう買えない。チーズ高いし。 「スイスチーズね」とリニー。 注文していたバースデーケーキをスーパーマーケットで受けとる。自分でバースデーケーキを用意するのだ。 四角いケーキ、チョコのコーティングにカーマイン色の生クリーム!が乗っている。こち

          アメリカミシガン州KyokofromTokyo#4 森のBarn-小屋でバースデーパーティ!

          アメリカミシガン州 KyokofromTokyo#3 料理人ジョンの娘の名前はレーガン

          KYOKO from TOKYO! リニーの家へ到着した翌日は朝6時ごろ目が覚めた。リニーのパートナー、ジョンが早くに起きてコーヒーを入れている。 「Good morning!」 「コーヒー飲むかい?」ジョンはフレーバーコーヒーが好きみたいだ。 「リニーは、夜子供たちを寝かしつけるのが大変だから、まだ寝てるよ」 リニーは8時ごろ起きてくる。 陽気なジョン、子煩悩で盛り上げ上手な優しい人、楽しませてくれようといつも気づかってくれていた。 「Kyoko from Tokyo!

          アメリカミシガン州 KyokofromTokyo#3 料理人ジョンの娘の名前はレーガン

          アメリカミシガン州KyokofromTokyo#2 森のBarn-小屋に到着

          Q Doba Mexican Eats ダラスフォートワース空港でイミグレでトラブルった後、代替便の乗り継ぎ時間まで3時間、腹ごしらえにブリトーを注文した。チキン、レタス、ビーンズ、チーズと盛りだくさん、不愛想な高校生バイトらしき女の子が丸型のバンズに、どさどさと具をのせていく。最後にソースをかけて、「OK?」これでいい?と言わんばかり、まるで丸太を転がすみたいに直径10cmはあろうかというブリトーが出来上がる。ホイルに包む。 値段もいいが、大きさもハンパない。店外のテーブ

          アメリカミシガン州KyokofromTokyo#2 森のBarn-小屋に到着

          アメリカミシガン州KyokofromTokyo#1 旅の始まりはイミグレトラブル

          意外に空席があるGW 日本はGW連休だから、飛行機座席は混んでいるかと思ったが、ダラス行きはそうでもなかった。真ん中が空席で窓際に女の子が座っていた。日本人かと思ったが、パスポートがアメリカの緑色のパスポートだった。 彼女は旅慣れたような、ちょっと出かけて帰国する感じの雰囲気。出発する前に座席をはずして席に戻ったときに姿が消えていて、後ろを振り返ったら、少し後ろの空いている席へ移動していた。 機内が空いているならそれもありなんだな、と思っていると目が合って「good」サイン

          アメリカミシガン州KyokofromTokyo#1 旅の始まりはイミグレトラブル

          お茶の水女子大学附属幼稚園 #先生の観察力♡!

          「Kyokoちゃんの描く絵は、クラスのみんなと違うのよねえ」 お茶の水女子大学附属幼稚園の担任の先生が、母に言っていたそうだ。 (50年以上前、昭和40年代後半の話です。でも人は年月経っても変わらないと思いますので、この記事を書いています) 大人になってから、そのことを母から聞いた。 わりと一般的な人生を望んでいたであろう母にとっては、どきっとした先生の所見だったかもしれない。 母の立場として、あえて子供の私には伝えず、アートの道に進んだ今だから、私に話したのかもしれな

          お茶の水女子大学附属幼稚園 #先生の観察力♡!

          アメリカコロラド州KyokofromTokyo#20 旅の終わりの空港で、醤油味を食べたい

          夜中の出発 いよいよ帰国の日がやってきた。名残惜しいけど、ダニーの家に別れを告げて、デンバー国際空港へ向けて出発する。 昨夜、マイルスはタクシードライバーの夜勤で出掛けていった。 飛行機の時間を確認。 フライトは早朝だから、昼寝をして、夜中に出て、2時間掛けてデンバー国際空港までドライブすることになる。 安いフライトは、スケジュールが中途半端で、夜に到着して早朝に出発する。実際に行動できない日が往復で2日でてしまうから損してしまう。もう少し出費しても、行動しやすいスケジュ

          アメリカコロラド州KyokofromTokyo#20 旅の終わりの空港で、醤油味を食べたい

          アメリカコロラド州KyokofromTokyo#19 猫と銃と国歌、アメリカと日本

          いよいよコロラド滞在最終日。当時日本ではまだ公開前だった映画オブリビオンのDVDを観て、ダニーの家でくつろぐ。 もちろん、日本語のサブタイトルはなかったから、ふんわりしたストーリーと映像を観るだけにとどまったけれど。 キッチンカウンターで、初日にたんまり買った胸肉でチキンソテーを作って食べる、という食事が定番だった。 「いただきます」 をダニーに教えて、食事のたびに「いただきます」をした。 でも「ごちそうさま」は発音が難しそうだった。 日本語の発音は難しいみたい。英語も、お互

          アメリカコロラド州KyokofromTokyo#19 猫と銃と国歌、アメリカと日本

          アメリカコロラド州KyokofromTokyo#18 美しく静かなイーグルの町と残念なウォルマート

          ウォルマートとシティマーケット だんだん東京へ帰る日が迫ってきて、帰りたくないなーという気持ちになってくる。 でもまだ日はある。どうしようか、ウォルマートに行ってみようか。 「あまり好きじゃないんだけど、まあ行ってみよう」とダニー。 買い物へ行くなら「クラフトのマカロニ&チーズを買ってきて」と同居しているダニーの弟のマイルス。むむ、私も欲しい。 小さなマカロニがチーズまみれになって、箱に直に入っているやつだ。まるでプラスティックみたいなマカロニで、食べ物とは思えないし

          アメリカコロラド州KyokofromTokyo#18 美しく静かなイーグルの町と残念なウォルマート

          アメリカコロラド州KyokofromTokyo#17 バッファローハンバーガーと米国一高い吊橋 RoyalGorgeRouteRailroad

          ランチはバッファロー お腹すいたね。中に入ってご飯食べようか。 何があるのかな、メニューを広げる。 写真がなく文字だけだったが、結構種類がある。 シートやプランもファーストクラス、ミドルクラスと分かれているみたいだ。 私たちはもちろんノーマルのランチコース。 「バッファローのハンバーガーがあるよ」 「バッファローのハンバーガー?バッファローがこの辺にいるの?」 「飼育だろうけど。野生はもういないよ」 実際は野生のバッファローはまだいるそうだが、いずれにしても貴重種。

          アメリカコロラド州KyokofromTokyo#17 バッファローハンバーガーと米国一高い吊橋 RoyalGorgeRouteRailroad

          アメリカコロラド州KyokofromTokyo#16 カントリーミュージックの列車 RoyalGorgeRouteRailroad

          コロラド州 ロイヤルゴージレイルロード 列車はゆっくりゆっくり走っている。デッキに出て景色をみよう。 外に出ると、ロイヤルゴージの歴史が放送される。 ハーモニカのカントリーミュージックと共に♡ 楽しいな♡ 踏切を通り過ぎる。 白っぽい岩の大地に、白っぽい色の建物。Jail、刑務所の跡だそう。 町がのどかでいいなあ。美しいところだ。落葉樹の木漏れ日がいいなあ。 デッキの柵にもたれかかって景色を楽しんでいると、おじさんが話しかけてきた。 「Are you Japane

          アメリカコロラド州KyokofromTokyo#16 カントリーミュージックの列車 RoyalGorgeRouteRailroad