初めての特養でのお仕事1

お仕事お疲れ様です。
今回は、特養へ転職した時のお話しです。
以前は、デイサービスで管理者、エリアマネージャーのお仕事に従事して
おりました。詳しくは過去の記事をご覧いただければ幸いです。

さて、デイサービスから入所系の施設へ転職を行いました。入所系は久しぶりで、ましてや特養は初めての勤務となりました。
私の特養でのお仕事は新規開設準備から携わる事から始まりました。
入社した時はまだ、建物の土台が建設されている状況でこれから色々な設備や備品などの選定がありました。その他に同時進行で採用などありました。
入社して初めは、法人研修を2週間受けるため、法人本部へ行きました。
この時、初めて出張をしました。法人本部は他県にある為です。

法人本部では、病院と老健が併設している大きな所でした。2週間の法人研修では、法人の理念など考え方や行動理念などをコーチングして頂きました。
研修期間中は、医療連携室へ配属となり、患者様や利用者様の相談援助を
学ぶ事もできました。その他にも法人としての地域の役割なども学ぶことが
できました。研修期間中とくに学びが多くあったのは、病院の医院長との
研修でした。医院長は、私の県の新規施設の責任者でもあったのです。
病院の先生がそのようなマネジメントに関わるのは珍しのではないでしょうか。(医療法人が社会福祉法人に関わる事です。)
先生はとても気さくで、いい意味で変わってる方でした。とてもフランクで
患者様や利用者、ご家族様の事を将来的なビジョンをイメージしてご家族様に提案される方でした。そんな先のビジョンの事まで考えて話しをする姿を見て驚きました。そして、何よりの情報処理のスピードが異常なくらい早い方でした。運営の数字にも強く事業の運営費用、薬価や利益についても
とても詳しい方でした。開業医になった良いのにと思うくらいでした。
2週間の研修は学びの多い期間でした。2週間も他県に出張は初めてで
ちょとだけホームシックになりましたが、知らない事がいっぱいあり
充実した楽しい研修でした。

地元に帰ってきて早速のお仕事は、採用でした。私はまず、求人関連の
媒体へ掲載について問い合わせやハローワークへ掲載の手続きや掲載内容の文書作成、イラストなどを携わりました。
同時にキャリタスやリクルートの就職説明会のブースなどに立ち求職者へ法人説明などを行い採用面接も同時に行うお仕事でした。採用面接は経験していたので特に難しくはなかったですが、なかなか採用には至らない状況が続きました。新規開設なので説明会には多くの方が来場して頂けるのですが、面接まで来てくれる方は100名来場されたら、40名程度の方が面接希望者が来て頂ける位でした。
介護保険の決まりで、開設時に必要な人員配置人数が居ないと開所できない為、もの凄く焦った事を忘れられない記憶でした。私の県でオープンする
施設は当時県内で一番大きい施設だった為、採用人数もかなり必要でした。
私が入社した時期は開設9か月前でしたので、その時期の内定者は
ぜんぜん足りない状況でした。
採用のほかに、施設備品の設定や建設業者様とナースコールの高さやコンセントの位置など細々とした打合せが毎日、様々の業者様と行いました。
時には建設現場に行き建設業者様の会議に出席して工事進捗状況の報告を
受けたりと、1日があっという間に過ぎてしまい自分の仕事をする時間が
なくなる位でした。

今回は、ここまでにしたいと思います。
特養オープンまでのお話しは長くなりますので
何回かに分けてお話しさせて頂ければと思います。

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