初めての特養でのお仕事5

お仕事お疲れ様です。
いつも記事をご覧いただきありがとうございます。
今回は特養のオープンしてからの施設の状況についての
お話しになります。

特養のオープンの日を迎えました。入居第1号は9時に入居されました。
1日の入居は午前3名午後3名で毎日行い、木曜日のみ入居受け入れをお休みしていました。事務所には、1か月の入居予定リストを張り出し誰が担当して契約やユニット担当を紐付けしていました。
入居受け入れ当日は持参するお薬忘れや、書類不備、予定の時間前やだいぶ遅れた入居などスムーズに行かずトラブルのオンパレードでした。
事前に、想定されるトラブルは対策していたはずだったのですがその上を行くトラブルでした。とはいっても、何とか入居して頂きお部屋へご案内して
持ち物の確認とユニットスタッフとご家族様と交流をしながら利用者様にも
環境に慣れてもらう様、声掛けなどして過ごして頂きました。
オープンしてからも毎日バタバタしていましたが、徐々に入居者様が増えていき施設内も活気がでできました。
私は、入居対応しながら現場を毎日ラウンドをするようにしていました。
開設してから現場設備の不具合やスタッフの不安な事などを早期に対応する為でした。また、入居者様の表情を見たり会話する事が何より楽しみでした。
オープンしてから、毎日、1日の時間が足りないくらい忙しく楽しんでいました。
入居された入居者様は環境になかなか慣れない方もおり、夕食後に不穏になる方も入居当初は多くおられました。その事もあり、私も一緒に不穏になる方の対応したりしていました。
私自身、施設がオープンするまでほとんど休みが取れていなく、自分自身に
オープンするまでと言い聞かせ頑張っていました。
オープンして1ヶ月が過ぎた位でユニットもほぼ埋まってきました。
当初の予定通リ入居もご案内もでき一安心した時、私の疲れがどっと
出てきて1日会社をお休みしました。オープンしてたら少しは休めると勝手に勘違いしていました。オープンしてからが実は大変だった事を今でも忘れられないです。
なぜなら、夜勤中のスタッフから夜中に連絡が来るのです。理由は様々です。電話に出てみると
「利用者様が不穏で寝てくれなくどうした良いでしょうか?」とか
「転倒したのでどうしたら良いでしょうか?」
「夜勤が辛いので退職したい」とか、さまざまな電話がかかってきました。
転倒やケガはNSにオンコールするよう指示したり、不穏になっている方については、他のユニットスタッフにヘルプしてもらう等の対応していました。
夜勤中に辞めたいについては、正直?マークがいっぱいつきました。なぜ
勤務中に連絡してくるのか正直理解ができず、勤務終わりに面談する事を話した記憶がありました。
夜勤の対応方法などのフローを明確にしていたはずでしたが、やはり
経験年数が少ないスタッフや他の施設での経験があっても、夜勤1人体制は
不安なんだなとこの時思いました。
ユニット型特養は夜間は20人に対して1名の配置で基準は満たしているので
OKなのです。実質、遅番も22時まで勤務なので夜勤者は利用者が就寝している時に勤務になるので、夜勤者が一人になる時間帯は22時から翌朝の7時までなのです。特段の事がなければ負担はあまりないと勘違いしていました。
日中はだれかしらスタッフがいるが夜勤になると一人で20名をみる
ストレスと不安があるのだと思いました。入居者がいつどのようになるか
もし、一人の時にコールが重なったり、急変者がでたりと様々な事が
考えると不安になるでしょう。(退職者のほとんどが理由でした)
各勤務態の役割分担やタイムスケジュールは大まかに決めていましたが
細かい決め事は、各ユニットにお任せしていました。ユニットごとの
カラーなり利用者様のカラーもある為です。

開所して数か月経ちましたがトラブルに見舞われながらも無事
運営スタートしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?