初めてのエリアマネージャーの仕事

お仕事お疲れ様です。
今回は、エリアマネージャーになった時のお話しです。

私の勤めていたデイサービスはドミナント展開で6店舗
運営している会社に勤めていました。
その中の1店舗の管理者をしておりました。
ある時、本社へ呼ばれ部長と統括責任者の3者面談を
する事になりました。本社は介護事業のほかに様々な事業体を
運営している会社でした。
突然の本社へ呼ばれたので正直、何かやらかしたのではないかと
ドキドキでした。
面談内容は、エリアマネージャーの昇進のお話しでした。
突然の事であまり理解できない話で驚きました。

この、エリアマネージャーの仕事は自分の店舗のほか
3店舗を管理運営をマネジメントするお仕事でした。
特に結果が求められる所は業績でした。当時勤めていた会社は
数字絶対主義とすべてが数字で評価される会社なのです。
入社当初は、介護は数字では測れないもので、数字で結果を出すなんて
理解できませんでした。
管理者になってからは、本社や統括責任者へ報告する際も数字での
報告が殆どでした。感情を入れる事無く、事実と結果だけなのです。
凄く冷たい印象かもですが、結果が良ければ利用者様の満足を獲得
できている。結果が悪ければ、原因を突き詰め、改善するのみ。
みたいな会社でした。
その代わり、結果が良ければ意見が通リやすくなり、現場の環境改善など
色々できました。

当時、私が担当した3店舗は業績があまり良くなく本社から3店舗を
3か月以内に黒字化する事が求められました。
なかなかタイトなスケジュールになっていました。でもやるしかない
ので、私は3店舗の管理者の店舗を訪問しながら面談を行いました。
自分の店舗も管理しなければならなったのですが、幸い私の店舗では
スタッフ全員が応援してくれました。頼りになる人財ばかりで
あの時は本当にうれしく頼もしく思いました。

早速、3店舗を訪問して管理者やケアスタッフと面談と会議を行い
現場の業務見直しをケアスタッフが中心になり取り組んでもらいました。
現場スタッフからは「こんなに現場で決定して良いと思わなかった」と
声が出てきたのです。
会社としての基本となるルールはもちろん必要ですが、すべてを
ここに当てはめる事は難しいと思っていました。店舗ごとに
利用者様のカラーも変わりますので柔軟に対応すればいいと
思いました。
管理者の同じ事が言えると思います。地域によってはケアマネさんの
カラーも違います。営業ツールも様々ですので色々な材料を準備して
その管理者に合う武器を持つように支援しました。
そんなこんなしながら3店舗の管理者、ケアスタッフと一緒に
協力しながら事業所の雰囲気も変わり業績も少しずつ上がり何とか
黒字化する事出来ました。
本社は単月黒字ではなく連続黒字化を指示してましたので
みんなで連続で達成でき正常稼働になりました。

稼働が上がらない理由は、色々ありますが、一番は
管理者、ケアスタッフが明るく元気な事が大切だと思います。
その他にも、色々要因はありますが、その事については
どこかのタイミングで、誰でも出来る稼働率のあげ方を
記事にできればと思います。

エリアマネージャーになってから定期的に店舗訪問しながら
業務の見直しを意識して改善の提案を行ってます。
特に、管理者、ケアスタッフのメンタルフォローを重点的に
行うように心掛けています。


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