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物理の世界、きわめて不明瞭

以前、「物理学者のすごい思考法」(著/橋本幸士)という本を読んだのだが、そこの一節に、近視の作者が電車の中や通勤中に眼鏡をはずして少しぼやけた視界であまり目から情報を取り入れないようにするときがあると書いていて、実践したいなと思っていた。

しかし、私は自転車通学。
近視の私が矯正なしで自転車に乗ると事故らない方がおかしい。
目の前の人に気づけない。
なんせ私は、コンタクトをつけてないと5m先の友達に誰?と言わなきゃいけなくなるほどの近視などだ。

けれど、幸か不幸か天から1週間電車通学する機会を得ることが出来た。
月曜、火曜と忘れていたが、水曜日の今日、やっと眠れる記憶を呼び戻せた。
早速実践しようじゃないか。

眼鏡をはずす。

おー鮮明な風景から一転何もかもがあいまいである。
私の目には、区っきりなんてものが映らなくなった。
電車から降りた後も、みんながすたすた歩いていく横を、これまたウキウキの私がほとんど見えていない状態で歩いていくのだ。
なんて面白い世界なのだろう。
これは、普通の人にはない世界だ。
そう思った。

眼鏡をはずすことで、世界が自分に干渉することが無くなり自分一人だけの世界に沼れる。楽しい。(笑)

最近、人間関係や社会の理不尽さから気疲れしている、そこの近視を患った読者の皆さん。
おすすめですよ。(笑)
車や自転車に乗っている人は控えましょうね。

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