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インバウンドスペシャリストへの道のり#12 ボランティアの組織の在り方 

こちらからの続きです。


夜もエアコン必須の時期、5回目の会合が開かれました。
前回から2週間も過ぎていたので
決めなければいけない議題が山積みでした。
今夜も9時集合で1時間半ほど。
地元の話で盛り上がれるのは、何だかとっても楽しい。

組織が大きくなる過程

イベントが複数年継続し、成功を続けていくと
自ずとそこに乗っかかりたい人も出てきます。
(言わば私もそうです)
人が集まると組織になり、その変遷や過程は
大変興味があります。

最初のスタートは

最初はこの地元商店街の1店舗を借りて
バーを始めた店主が始めたイベントがスタートです。
地元の人はさほど興味もなかったと思います。
私も年に一度、こんな日があってもいいよねと
どこか他人事でした。

成長する組織

それが年々続いて少しずつ拡大しています。
色んな人を巻き込んで、やりたい事を伝えていく。
どこからも予算が出ておらず、
すべてボランティアなのでスピードは遅いかも
しれない。
でも、ゆっくりだから確実な基礎固めが出来ているとも
考えられる。

古い組織の解体

新しい考え方が主流になれば、古いものが消滅するのも
当然の理。
元々6つに分かれていた商店街は形骸化しており
そこから、あらたに有志が立ち上がり、それらをまとめて
1つの組織を作り、しがらみを取り払い
本格的に動ける体制を作り今があります。

新勢力との共存
次なる課題は、新しい考え方を持った方と
共存をどの様に行っていくのか?となります。
自分達が辿ったように、古い考えを否定し
新しいことを始めたい人達がまた出てくるのです。
それを否定することは違うと考えます。

古い人達との共存も考えながら、新しい人達の勢いを
削がずに伸ばそうとする。
そこをまとめていくのは並大抵ではないと思われます。
なかなか難題です。

全員がボランティアとは

会社人間としてこれまで生きてきた私は、
会社という営利目的の組織じゃなくて、
全員ボランティアだからこそ
余計に難しさを感じてしまいます。
お給料が発生するから、組織や上司の言うことを
素直に聞いていますが、そうじゃなかったら?
善意に基づいて動いているからこその純粋な
気持ちや前向きさ。

しかしながら、前回も書きましたが、
音を出したり、人が大勢集まると
どうしても警察がやってきます。
そのための事前申請や地域の皆様の理解や協力が
不可欠となります。
それをスキップしてしまっては、これまで
大切に育ててきたこの組織や努力が無駄になってしまう。

全てを管理下に置くのは、何だかつまらない。
このあたりのバランスを取ったり
ルールを決めていくのは圧強めじゃないと
出来ないのでしょうか。

インバウンドスペシャリストへの道のり#13に続く


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