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インバウンドスペシャリストへの道のり#13 横の連携の重要性

こちらからの続きです。



蒸し熱い熱帯夜が続く頃、6回目の会合が開かれました。
今回は地元同士の連携のため各商店街から代表が来られました。
すでに皆さんは数回お会いしているようで
スムーズに話が進んでいきました。

横のつながりの大切さ

一概に商店街のイベントと言っても様々です。
今回会合にいらっしゃったのは、いずれも地元では
有名な商店街の会長。イベントも率先して行っています。
近くに自治体が所有している会場があるため、
そちらをメイン会場とし商店街では当日店主などによる
屋台が出るそうです。
聞く所によると動員数も多く、金券を事前に販売したり、
地域の小学校と連携したりと勉強になることが多くありました。

協力体制を強めて

イベント当日は運営ボランティア警備
当然必要で経費を出して当たってもらいます。

それでも双方の組織から人を出して、店を出したり
備品を提供したりすることも非常に重要です。

元々、店主なのでイベント運営会社ではなく
イベント経験の蓄積やマニュアルはありません。

でも徐々にどこの警備会社が割安で質が高いのか?
電気工事はどこでやってもらえるか?
いくら位の予算が必要か?
デザインは誰に頼めばいいか?などなど

意見を交換したり、情報を共有することにより
良いものが出来上がっていきます

そういう面ではリーダーのAさんは柔軟で
みんなの意見をうまく取り入れて尊重してくれる
頼りがいのある方です。

小売の面白さ

今回も仕事では出会うことがないような個性豊かな
面々
が集まりました。
どちらかというと、私はそちらの方が
気になって気になって(笑)

小売の面白さって、単純に「店で物を売る」という行為よりも
こういう普通のスーパーには絶対にない
店主の個性を全面に出す方が
いいんじゃないのか?って思います。

もちろんその店で「何がいくらで売っているのか?」は大切です。

でも◯ニクロみたいにある程度の質が担保されて、
値段しか見ないならネットで買えばいい

誰から買うか?

商店街が生き残っていくには「もの」を売るだけじゃなくて、
「◯◯さんのとこで買おう」と思ってもらえる
そんなお店作りとお客様との関係性が必要なのかな?

行きつけの美容院。私の髪の癖を知り尽くしている。
とても信頼しています。

家族みんなお世話になっているずっと通っている歯医者
歯の磨き方を30分もかけて子供に説明してくれる。
診療報酬なんて度外視です。

確かに若い頃はあちこちの美容院に行っていました。
でも今となっては同じところに通い続けて10年以上
これは流石にネットでは無理ですよね。

そんな風に小売業もできないかな。。。?

ネットにはたくさんの情報が溢れているけど
私にピッタリの情報を探すのはなかなか苦労するんだ。

Marcoさんが好きそうな日本酒が入ったよ♪
Marcoさんが好きな沖縄のゴーヤが安いよ♪
Marcoさん、パーティ用に鳥の丸焼き作れたよ♪

そんな関係が地元で築くことができれば、
QOLがめちゃくちゃ上がりそう

何となく私があったらいいなと思い描く
地元の商店街像が出来てきました。
皆様はいかがでしょうか?

インバウンドスペシャリストへの道のり#14に続く


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