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本の紹介と自分の考え:経済編Part2

1. はじめに

 こんにちは.今回は予想していこうと思います.前回,鍵になるのは少子高齢化とWEB3.0であると言いました.今回は特にWEB3.0に関した世界予想日本の目先の問題である円安についての本を紹介していこうと思います.では行ってみましょう!

2. 「安いニッポン」が日本を大復活させる!:武者陵司

 初めに紹介するこの本では円安が日本を良くすると述べられています.ではまず皆さんは円安と円高のどちらがいいと思いますか?私は日本の土地などが海外に買われてしまうため,円高のほうが良いと考えていました.しかし,この本を読みはじめていると「実は円安のほうがいいのでは?」と言う考えに変わり始め,現在では「今は円安のほうが絶対良い」と思っております.

「でも円安のときは給料は上がらないくせに物価は上がっていくじゃないか‼」
みなさんはこう思っているのではないでしょうか?私も初めはそうでした.しかしそうなるのにはきちんとした理由があるんです.その理由を本書では以下のように説明されています.

賃金相場は市場が決める

本書より

 要約すると日本は1990年代にハイレベルな円高を経験しています.そして日本は海外に加工したものを売るのが主流です.つまり円が高くなったせいで海外で売るものが非常に割高になってしまい売れなくなります.売るために商品を安くするにはどうするか?労働者の賃金を下げるしかありません.これが現在まで影響しているということです.
 しかし,円安になれば海外でものを売りやすくなります.そうすると企業は賃金を上げることが可能になってくると思いませんか?すぐに結果が出ないのは当たり前で労働者に影響が出るのはいつだって最後の最後です.現在は円高の影響がもろに労働者に降り掛かっていて,その上円安で輸入品が高くなっている状況だと私は考えています.こう考えてみると円安だけが悪いという考えは少し違うのではと思いませんか?
 この本の内容を少し紹介しましたが少し考えが変わってきましたか?その他にもこの本では,今後日本はどういった方面で産業を発達させるべきかなど述べられています.とても面白いものなのでぜひ読んでみてください.

3.  2030年全てが加速する世界に備えよ
 :Peter Diamandis , Steven Kotler

 次に紹介する本はWEB3.0に関する本です.まずこの本で言う加速するとは技術の進化が飛躍的に拡大するということです.この技術の加速が起こると世界はどのようになっていくのか述べていきます?まず,この加速を作り出している原因は何だと思いますか?それについて作者は以下のように述べています.

テクノロジーのコンバージェンス(融合)が加速度的に起きている

本書より

 要約するとAIなどのテクノロジーが様々な分野で他のテクノロジーと合わさることで大きな変革を遂げているのです(例えばAIと5Gでの自動運転精度の向上など).そのテクノロジーの中にWEB3.0が含まれています.このWEB3.0が融合することで今以上に世界が一変してしまいます.

 「このWEB3.0が融合すると何がすごいの?」
みなさんもこういった考えが浮かんでいると思います.例えばブロックチェーンを聞いたことがあると思いますが,これが完全に大衆化されれば銀行は消えてしまいます.なぜなら銀行員が必要なくなるからです.お金の取引は常に銀行を通して行ってきましたがその役割をブロックチェーンは代わりにやってくれます.

 この本の前半部分を絞って紹介してきました.以上のことから私達はこれからどのように過ごさなければ行けないと思いますか?それについては後半部分に書かれているのでぜひ読んでみてください

4. まとめと自分の考え

 今回の本の紹介を通した自分の考えを話していこうとおもいます.構成としては今後日本はどうすべきか,そして世界はどうなっていくのかです.
 まず日本は今後どうすべきかです.日本は少子高齢化を利用した産業をより発達させていきそれを海外に売るという構図を作っていくのがいい.(例えば介護職など人が足りていないところにロボットを導入するなど)今すぐには厳しいですがいずれ技術の融合で介護職はすべてロボットになると私は考えています.
 次は世界の予想です.世界は今後少子高齢化が大きく加速していきます.その理由としては医療の大きな発展です.今後,人の寿命は更に伸びていき周りを見れば高齢者ばかりになると考えられます.そしてWEB3.0などにより今まであった職の多くが消え,新しい職が生まれるでしょう.
 このような世界に対応するために私達はただいつもどおりに過ごすのではなくどんな産業が発展していくか予想し,情報を常に集めなければいけないといえます.

「サイバーパンク」

紹介した本


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