③【終末期は施設?自宅?】 白旗🏳️ホスピスへ転院
待合室のイスに座る事もままならず、
診察室横のベッドで声にならない声を絞り出し
父が医師に訴えました。
「もう…自宅では…
無理…ナノデ…入院…サセテ…下さい…」
医師は横たわる父のベッドの足先から
「では、良く頑張ったと思いますが肝臓に対する治療はやめて緩和ケア治療に移りましょう」
と、早口で言い去っていきました。
父は全部で10回の抗がん剤治療をしました。
7回目位からは体調も弱り副作用も強くなっていたので、診察時の医師の言葉には
『まだやりますか?』
という感じが