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【ガン宣告】最悪⁉︎最幸⁉︎

ガン宣告も介護も突然やって来る…

子供がやっと大学卒業で金銭的にも精神的にもホッと出来るかなぁと思った矢先
今度はこっちかいな⁉︎

父のガン宣告から「自分もこの病院で」と
思えるホスピス迄のお話しを数回に分けて
お伝えします。

1年前…
市内でも1.2といわれる総合病院の診察室で
私と父は息を呑んだ。

先生が同じ事を2回言う。
「だから〜肝臓に大きなガンが1つと小さな
ガンが2つ、合わせて3つありますよ」

検査結果を聞いた後、待合ロビーで父は小声で呟いた。「最悪だ…」と。

仕事を引退してから約10年…
ジムやプールに通いカナヅチからクロール25m
泳げるようになり、その年で筋トレしてどうするのと家族に言われながらも歩くスピードは私より速く、染めてもいないのに黒毛が勝ってフサフサのせいか10歳は若く見える父だった。

「86歳という高齢なのに、治療してくれるってお医者さん言ってるんだよ。」
「最悪じゃなく最幸でしょ!」
ポジティブ思考の私が強い口調で言った。

多分、その言葉は父の心に刺さる事なく
素通りしたに違いない…。

【ガン告知】昔と違って現代は2人に1人は一生涯のうち何かしらのガンにかかるそうです。
(男性約65%女性約51%)

母の時、2度目のガンになった時は本人のショックが大きいかもと隠しておりましたが、入院後、本人に手渡された問診票に病名がハッキリ書かれており、今は隠す事無く病院でも本人に告知するようです。

《もし今、ガンだと告知されたら、
あなたはどのような生き方をしますか?》


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