面白い絵画作品とはどんな物か?

絵は誰が描いても平等に美しい物。老若男女が何を使って絵を描いてもその人の世界観に見る人は心奪われる。

写真とは負けず劣らず美しく、詩集の様に目に見える絢爛さが額縁の中に広がっているものである。

では私にとっても面白い作品とはどんな物か?それは、捻りや皮肉が無くても「伝えたい事わかった」と簡単に伝わる作品だと思います。

難しく描いている私がそんな事言うのは解せないかも知れませんが、それも無理もない。分かりにくい絵を描いている事に関しては反省しています。

では今度は、それを絵にするかどうかと言う物です。

面白いネタを拾って、それを「絵にしよう」と思うのは勝手ですが、それがあまりにもウケが悪いと作者としても何が悪かったのか悩みの無限連鎖に陥ります。

私は、それが凄く怖い。

よし、面白いネタ考えたから絵を描こう!と思って描いてみても「反応なし」だと凄く辛い。

ワクワクして通知を見てみても「納得した」「想いが伝わった」と付かなければ、描いても無駄だったのかもと消したくなり、それが何十回何百回と描いたり消したりして訳分からん絵になった時に初めて「あ、何となく伝わるよその気持ち」と言って貰えた時には作者としても嬉しい物であると私はそう思うのです。

勿論それは承認欲求の何者でも有りません。

認めて貰うのが当たり前になってしまうと、次も認めて貰えるだろうかと不安になるのは正直下らない事だと思って居ますが、それが中々直せないのも事実。

一層の事、SNS止めようかなとも思っても、やっぱり「この絵はここがポイントなんです」と多方面から見てくれる人がいれば、何億分かの1の確率で誰か1人は見てくれる人も居るのも事実なので、私は成功とまではいかなくとも、面白くて楽しい絵(皆が無条件で理解出来る物)が生み出せる、そんな日を創造る。それが私の理想で有り、スタートラインである。