カナダの秋刀魚事情〜オメガ3脂肪酸について、バンクーバーの二大サプリオタク薬屋で、効果となにから取ってるか?突撃聞き込み取材してみた
今日の、秋を感じる秋刀魚ランチプレート
サンマの塩焼き・有機レモンジュースかけ、をメインに、
人参しりしり、有機青じそ、大根おろしを添えて。
Staubで初挑戦した、晩夏が旬のとうもろこしご飯
お味噌汁はズッキーニとほうれん草。
秋刀魚を食べたのは5年ぶり、自分で焼いたのは10年ぶり、くらいかも。食べる気になったのは、青魚に多いというオメガ3のため。
久々の秋刀魚は、台湾からの輸入冷凍品、生秋刀魚の冷凍もの一尾2、25ドル、約200円なりとお手頃。生秋刀魚は、カナダにいる日本人でもあまり買わない。焼いたもののほうが人気とのこと。
なぜなら、秋刀魚を焼くとすごい匂いがするので、魚臭さが大嫌いなカナダ人のご近所さんたちに、ど顰蹙を買うことが多いから。ルームシェアとかしてたら、魚を焼いて食べるのはほぼ不可能。わたしは、椎茸を戻してるだけでも、ドイツ系白人のカナダ人ハウスシェアメイトに、臭い臭いと文句いわれたことがある。人間、自分に馴染みのない食べ物の匂いは、単なる悪臭だから。
でもわたしが6月に引っ越した部屋は、アパートの端っこで最上階。コロナ対策で送風機も二台設置して換気を良くしてるし、換気扇もあるから、久々にサンマを自分で焼いてみよう!と思い立った。
でも久しぶりに魚を焼くので、すっかりコツを忘れてる。なので、日本食料品店のFujiyaで買った時に、日本人の店員さんたちに
美味しい冷凍サンマの焼き方を聞いてみた。
ー美味しいかどうかは、個体差がある。冷凍焼けしててまずいのもあるとのこと。(←正直でよろしい)
+冷凍ものを、美味しくオーブンで焼くこつを教えてくれたので、まとめました↓
★秋刀魚は、バンクーバーでの英語呼びは、mackerelマッカレルでサバと一緒?辞書のいう、Sauryサウリー?は聞きません
Fujiyaでは、
サンマを英語で
mackerelと表示していた。これは辞書を引くとサバのこと。
サンマは、Sauryサウリー?が正しいらしいが、私は、バンクーバーでは、聞いたことがない。
さらに調べたら、
サンマの通称で、 (pike) マッカレルパイクというのがあって、
これは、サバっぽい槍型の魚
という意味らしい、つまりFujiyaはこの通称のpikeをはぶいて、マッカレルというサバと同じ呼び方をしてるのでしょう。サバもローカルのは見かけないし、カナダ人は多分知らない魚だから、サバとサンマが同じ英語名でも問題ないのだと思います。
★さて、5年ぶりの自分で焼いた秋刀魚のお味は?うーん、不味くはないが特にまた食べたい味でもないなあ。
魚臭くもないし、冷凍やけもしてないいい秋刀魚だったけど、
ー小骨が多くて、いちいち小さい骨を取るのが面倒
ーさんまが白い目むいて、こっちみてるのが怖い。。。
ー皮や肝が苦いし、生なましいから食べられない。
>お前は、外国人か!?
って自分ツッコミするくらい、小骨のある魚を食べるのが億劫になっていました。あと5年くらい、冷凍物を食べることはないでしょう。
★バンクーバー地元民のオメガ3摂取事情を、ネットだけではなく、バンクーバーの健康オタクが集まる2つのサプリストアで調べてみた。
1、Pinlandiaフィンランディア
自然療法ドクター出す処方箋を扱うような、ハーブサプリや漢方っぽいものの、左脳的薬屋さん。わりにデータ重視だから、西洋医学の信者もとっつきやすい。薬剤師も多いし、店員はほぼ健康オタク、サプリメントオタクだから、色々話すと楽しいです。
店員さんや薬剤師3名に聞いたことまとめ:
+大事な脂肪酸は、オメガ3のみ
6、9はフードビジネスの油に入ってるから、意識的にとらなくてもいい。意識的に減らすほうがいい。
+オメガ3は、とらなくても足りなくても害はなさげ。
メリットとして、
+脳がはっきりする頭がよくなるという、なんらかのデータがDHAとEPAに関してあるらしい。
つまり私が思うに、高学歴の親に買わせる、子供向けサプリビジネス。
>魚魚魚、魚を食べると、頭がよくなる。
という、日本のスーパーの魚売り場で流れてるCMソングの根拠ね。もしくは、中性脂肪が減るというダイエットメリットも多少あるかも
+オメガ3は青魚にはいってるから、それを食べたらよいとのこと。
アンチョビ(カタクチイワシの塩漬け、オイル漬け)、サーディン(イワシ)、マッカレル(サバとサンマ)など。
>カナダ人は伝統的に、なにからオメガ3とってたの?
って聞いたら、
>青魚じゃないけど、サーモンじゃない?
って自信なさげに言っていた。
私が以前、1st Nation原住民に聞いたら、彼らは、
>すべりひゆ・purslaneパァースリィン、という雑草だがオメガ3を含むものを生に近いサラダにしてと、サーモンをよく食べてるらしい。
でも一般カナダ人は、伝統的に魚もオメガ3も食べてないし、特に食べなくても問題ないらしい。
+チアシード、ヘンプシード、フラックスシード類は、店員さんらもおすすめのオメガ3源だけど、Fish Oilほど即効性はないとのこと。
2、Gaia Garden・ガイアガーデン
キツラノにある、魔女の薬草鍋がありそうな、右脳的スピリチュアル系のハーブティーやオイル屋さん。霊能者サイキックたちもお気に入り。データとかはなくても、伝統的に人気がある自然療法や民間療法のハーブやオイルをたくさん揃えている。
>オメガ3のオイルやお茶はありますか?
>特にありません
>オメガ3ってとる必要あるんですか?
>特にないと思います。
と、店員さんとやりとりをしました。
なるほど、やっぱりオメガ3とか6、9の脂肪酸理論は、左脳のビジネスマンたちが考えた、Fish Oilサプリを売りつけるための、商売コンセプトっぽいなあ。
というわけで、わたしのオメガ3脂肪酸についての結論と行動は?
+オメガ3は、ローカルの無添加自然派のサーディン缶、アンチョビ缶でたまにとればいい。食べたら、頭良くなる効果とダイエット効果があるかも?
ーでも食べなくても別に、害はなさげ。意識して取ったらメリットを感じるかどうか、しばらく自分の身体で実験してみよう。ということで、サンマを買って焼いてみたんですよ。
でもバンクーバーには、青魚のローカルのものは、あまりみかけない。
強いていえば、
カナダの天然ものの、サーディン(イワシ)の塩水づけが缶詰で、4ー7ドルであるのが、自然食で質がいいかな。小さな魚屋さんや、ファーマーズマーケットでまれに買えます。こんなの↓
中国の養殖物のサーディンのオイル缶や、アンチョビ缶は、日本みたいにダーラーショップ(100円ショップ)に、2ー3ドルであります。でも油がオメガ6だったり、添加物も多そうで不味そう。
食べ物はなるべく、こういう中国産は避けることにしてる。製造法とか衛生の価値観が、日本人と違って自然食までまだ行ってない国民性だから。日本の昭和40年代の、高度成長期、公害より経済成長、っていう感じです。だから信用できない。
ちなみにどうしてもサプリで試してみたいひとへのおすすめは、フィッシュOilを飲むこと。
プロ仕様ので50ドル、子供用で25ドルくらいでありました。でもめっちゃ臭いよ。カプセルもあってそれなら臭みが薄いけど、カナダのカプセル
は大きすぎて、私はのどにつまらせるから飲めません。
ビーガンオメガ3サプリには、オメガ3入ってる植物性オイル、ひまわり油、ごま油等のブレンド油があり。だが、Fish Oilのほうが直接的にDHA、EPAが取れるから、効果が(感じれば)早いそう。でもさらに早いのは、Fish Oilより、青魚を魚直接食べたらいい。というのが結論です。
Philandiaでは、
↑の下段のようなFish Oilブランドが、人気だそう。
Nutraは私もなんどかトライしたけど、どれも不味くて一瓶終わらせられなかった。Floraも人気の会社だけど、ビーガン のオイルも売ってるけど、美味しくはないです。
★最後の最後のまとめ
頭がよくなるといわれてるオメガ3欲しけりゃ、ローカルや国産の安全そうなちょっとお高い、サーディン(いわし)水煮缶やアンチョビ缶、旬の秋刀魚や新鮮そうなイワシ・サバなどの青魚を直接、食べましょう。
医食同源、サプリやオイルより食べ物のが美味しくて、無理せず続けられると思います。
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