見出し画像

子どもと向き合う本質は、80歳のベテラン助産師さんの一言に全てがあった

我が家は、自然はの妻が助産院での出産を希望していたこともあって、3人の子どもたちみんな80歳のベテラン助産師さんが運営する助産院にお世話になった。

健診ではいつも深い話を聞けるのでいつも一緒にパパである私も同行した。

その中で1番印象に残っているのがこれ。

「赤ちゃんてね、生まれるタイミングを自分で決めてるのよ。あなたはいつ出てくるのかな。」と、心音を聞く機械を当てながら話しかけていた。

これこそが、子どもを子どもと思わない、1人小さな人間として扱う真骨頂だと衝撃が走った。

その話を聞いたのをふと思い出したのがこの絵本・児童文学センターが開催した第26回文化セミナー「明日の物語Ⅱ」のライブ配信をながら聴きしていたとき。

私が勝手に自分の大先生としたう、茂木健一郎さんも出ているので見たのだが、後半のシンポジウムのとき、会場にいらっしゃる先生方や、来場の方も巻き込んで色々な話をする中で、子どもたちの幸せに焦点があったった。

その中で、忘れてしまったがどこかの博物館の館長さんが「我々が子どもの頃は、家族やご近所、地域社会の中で子どもたちがのびのび過ごしていた、そんなことが大切な気がする」とおっしゃり、養老孟司さんが「若者の自殺の理由もそこにあるのではないか」と続けて仰った。

その話を聞いているとき、子どもを子どもだからと決めつけない究極の言葉、80歳のベテラン助産師さんの「赤ちゃんはね、自分で生まれるタイミングを決めているんだよ、あなたはいつ出てくるの?」この言葉をふと思い浮かび、とても幸せな気持ちになった。

全ての子どもは幸せでなければいけない。幸せで幸せで何もいらない。だからチャレンジできると茂木健一郎さんもどこかで仰っていた。まずは自分の子どもたちに、できればたくさんの子どもたちを幸せにしたい。そこに私は人生の時間を費やしたいと思う。

そんな決意を再確認した素敵な11/23となりました。

サムネ画像はここから拝借(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?