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将来の夢を考えるはナンセンス【子育て教育の本質】
あなたは、自分のお子さんにこんな質問投げかけていませんか?
あなたの夢はなあに?
実はこの質問、とてもナンセンスだと私は思っています。
特に小学生や幼児に対して、この質問をすることは、自由を奪い想像力を低下させる可能性があるのではないかと思っています。
この記事を通して、小学生や幼児のお子さんがいらっしゃる方と一緒に掘り下げていければ嬉しいです。
将来の夢とはなにか
そもそも将来の夢とはなんでしょうか?
大きくなったら○○になりたい。
これは、とても抽象的で漠然としたものだと私は捉えています。
けれど親は、子どもに自分の期待を込めて「将来は○○になりたいんでしょ?」なんて言葉を投げかけてしまうことがあります。
ここで少し想像してみてください。
自分がいま目の前にいるお子さんと同じ歳だったころ、鮮明に将来を想像し夢を描くことが出来ていたでしょうか?
少なくても私は出来ていなかった。
どちらかと言うと、こんな感じでした。
親に将来の夢、何度も聞かれるな。
何にしようかな?
いま虫や動物が好きだから獣医さんにしておこう‼︎
将来の夢を持つこと自体は悪いことではありません。しかしこのような場合、利他的要因で将来の夢を決めてしまっているのです。
そして親からは、すごいね!と褒められて、子どもは嬉しくなります。
それと同時に、本来自分でじっくり考える将来の夢について、考えるということ自体をしなくなってしまうかもしれないのです。
ボクが夢を決めてパパ、ママが満足したからボクも嬉しいな...
将来の夢を考えている暇はない
昨今は、インターネットの普及によりグローバルに繋がり、たくさんの情報が飛び交います。
昨日の情報は既に時代遅れ、なんてことさえザラにあります。
そんな時代のなか、将来の夢なんて考えていたら、置いてかれてしまうのです。
将来の夢が必要だったのは、高度成長期1955年~1973年の話。もう時代は変わり大昔の話です。
これからは、今この瞬間になにを選択するか で大きく人生が変わってしまう。
めまぐるしい時代になったものです。
しかし、無限にチャンスがある時代なのです。
いまなにをするかが重要
子どもが、いまなにをするかが重要です。
たくさんの刺激や誘惑がある現代において、自分がなにに1番興味があるかを、しっかり精査し選ぶことが大切です。
1分1秒の間に新しい情報が飛び交い、次から次へと〝初めて〟に出会う時代。
脳は、初めてがとても好き、新しい情報に流されるのが人間というものです。
だから今この瞬間何を選択するかが最重になってきます。
だから親が投げかけるこの一言。
あなたは将来なにになるの?
あなたは将来○○になるんでしょ?
この言葉はナンセンスであり、子どもの未来を奪うとても怖い行為と私は認識しています。
親は、子どもの過ごす将来はどうなるかをしっかり勉強し、大昔の常識を子どもに押し付けないよう気をつけなければいけません。
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