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茂木健一郎さんの脳科学者から考える幼児教育研修会まとめ

茂木さんがYouTubeで
脳科学者から考える幼児教育
というテーマで
とある幼稚園への研修会の講義を
音声としてアップされていました。

ぼくはまさに
この年代の子どもを
育てるパパです。

子どもが小学校にあがり
自分が子どもの時と変わらない
教育のスタイルに
違和感と疑問を感じています。

茂木さんのお話は
そのわだかまりを
スカッと吹き飛ばしてくれました。

まさに科学的であり本質。
とても感銘を受けました。

という事で簡単ではありますが
自分の勉強のためにも
要点をまとめてみました。

茂木さんの動画をご覧いただきながら
レジュメ的にこの記事を
ご覧頂ければ嬉しいです。

この記事をご覧いただきたい人

保育園、幼稚園、小学校低学年の
年代の子どもを育てる保護者の方
教育関係者の方々。
子どもと関わる全ての方に
とても有益で
ハッとする事もあるお話です。

茂木さんの動画はこちら↓


①脳のフロー状態と子ども

大人も子どもも脳のフロー状態が大切
脳のフローとは3つ

・時間が経つのをわすれる
・自分の存在を忘れる
・やっている事自体が喜びになる

夢中になって遊んでいる時、人生の新記録を出している。

②安全基地が大切

子どもには安全基地、セキュアベースが大切。
これはジョン・ボウルビィが提示した概念。

・安全基地があるとチャレンジ出来る
・安全基地は過保護、過干渉ではない
・見守る事こそ安全基地

そして進歩したら全力で誉める事が大切。

③安全基地をもらった子ども

安全基地を与えてくれる親や先生に、愛着心、アタッチメントという感情をもつ。

この愛着心を持てないと2つの障害が出る。

・人間関係がうまくいかない
・学習ができなくなる


親や保護者が
この秘密基地になれないとき
幼稚園保育園が最後の砦、
安全基地の最低保証になる。

④個性

子どもの個性とは

・親から受ける影響はごく一部でしかない
・たくさんの人から少しずつ影響を受け出来上がる

だから安全基地になり
たくさんの出会いから
少しづつ影響を受けられるよう
助けてあげる。

これが親や保護者、先生のプライド。

ミラーニューロンにより
自分の個性は
他人という鏡に映り初めてわかる。

⑤障害と個性

どんな障害があってもなくてもそれは
〝スペクトラム〟
連続していて境界線がない。

障害とは

他人との関係性で困ることであり1つひとつの脳の個性に障害はない。

⑥保護者への教育

子どもは家庭に帰れば
親、保護者と過ごす時間が長い。
今回の話を
親や保護者にも学んでもらう事も重要。

⑦ユニークな個性が周りを育てる

個性のある子どもを
どう響き合わせるかで
周りの子どもたちも学んでいける。

ユニークな個性は
学びの障害にはならない。

以上、簡単なまとめですが

以上簡単なまとめではありますが
これからの社会には
多様性あふれる思考は必須。

ユニークな個性が共鳴しあい
豊かな社会が出来るよう
子どもたちに関わる全ての人が
理解していかなければなりません。

茂木健一郎さんの本

茂木さんはたくさんの本を
出されていますが
実は子どもと読める本があるので
紹介します。

我が家では
小学1年の娘と寝る前に読みました。

あなたがステキな秘密基地になったら
次は子どもたちが夢をかなえる番ですね!



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