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時間は有限ということを確認するきっかけが大切。そこから豊さが生み出される

時間が有限ということを私たち人間は知っている。はずだが、ほとんどの人はそれを忘れて生活している。それはこう考えるとある意味自然なことだ。ほとんどの動物は脳の生命活動を営む上で、脳の直感的な動きが支配していて意識は人間のように全てをつかさどっていない。だから意識でさえ死を意識して行動することが苦手なのだと私は考える。

人間は仮退院中

とはいえ、時間は有限で必ずみんな死ぬ。養老孟司先生のお言葉を借りると、人は病院で生まれるのだから健康とは仮退院中なのだ。

ではどうやって時間が有限かを知るか。ここが本当に難しい。私は子育てを男性育休を取ってまで夢中で行っている。生まれてくる我が子の生命に向き合っている。これは、死とは逆のことだが誕生を意識するとその対極にある死を意識することができる。

出産は命がけというけれど、1人目2人目は問題なく生まれてきてくれた。3人目も問題なく生まれてきたのだけれど、妻の出血が止まらず死を意識する瞬間ですらあった。

身近な人の死を意識することは、なかなか経験することができないのでこれは人生において重く貴重な経験になった。

とはいえ、こうして何とか死を意識する直面を乗り越えてもその時は必ずやってくる。皆仮退院中なのだから。

有限の中にある豊さ

ではどうやって有限の人生を豊にしていけばいいのか。それは私たちが恐怖を感じる死についてしっかりと理解する。人生は有限であるということを頭も意識も理解することが重要。そんなことを考えるきっかけとなったのが、このNewsPicksの動画だ。会員限定動画の紹介で申し訳ないのだが、機会があればぜひみてほしい。

ALSという難病にかかった武藤 将胤さんが衰えていく身体機能の中で、テクノロジーを使って乗り越えていくさまを紹介する話。その話ももちろんすごいのだが、武藤さんの佇まい、表情、雰囲気、眼差し、どれも凛としていてとても傷害がある人とは思えない。オーラがあるとはこのことを言うんだと感じた。

有限ということの本質を理解して、この人間社会で自分の役目は何なのかを明確にに掲げ前へ進む。この姿勢に感銘を受けた。

誰もが大差なく時間は有限だ

ここを理解すると人は強い。時間は有限だ。1秒たりとも無駄にはできない。自分の好きなことやりたいこと、やらなければいけないこと。それと食べる動く寝る。この時間に人生を費やさなければもったいない。今の所健康な私だが、宇宙規模で刻の流れを考えたときには、大差ない。一瞬で尽きてしまう。それなら思いっきりやろうじゃないかと、豊な気持ちで満たされた。

誤字脱字があるかもしれないが、有限な時間を有効活用するために見直しはしていない。私は軽いディスレクシアがあるのか読むのが極端に遅いのだ。


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