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ゴミを拾わない人はチャンスを拾えない

チャンスは誰にでも訪れます。
でも、そのチャンスを確実に掴む人も居れば、気づけずチャンスを逃す人も居ます。

チャンスに巡り合うことを“たまたま”や“運良く”と言いますが、それって本当に運の偶発性だけなのでしょうか?

それぞれの人が持っている能力が同じだとして、いつもチャンスを「拾う人」と「拾えない人」の間にある“違い”とは、単なる運の偶発性だけではないと思っています。

個人的な意見としては、その違いって「繊細な部分に目・気・心を配れる人かどうかと、他者のお役に立ちたいという謙虚さ」だと思うんですよね。

バリュースタッフグループでは、毎朝オフィスの掃除を真面目におこなっています。
掃除とはオフィスを綺麗に保つために欠かせませんが、決してそれだけが目的ではありません。

同じ掃除をしていても「細部に目を配る」という意識がある人と、「時間が来たから何となくやろう」という人では、掃除をすることに対する心掛けが全く異なります。
当然、前者の方が日常でゴミが落ちていたら気が付いて拾うことができるはずです。
そういったところにも人の謙虚さが表れてくる、一種の分かれ目だと思います。
細部に目を配り、気を配ることのできる人がチャンスに気付き、拾うことができるのです。

だから僕も、毎朝社員と一緒に掃除に向き合います。自ら進んで手を伸ばし、膝を折って床の掃除をするのです。
一生懸命・真面目にやると額に汗が滲みますが、一日の始めに自分の意識にリセットを掛けるために、細部に目を配り掃除をすることをルーティンとしました。

意識のリセットって、能力だけの問題ではなくて一種のトレーニングのようなもの。
習慣化すれば誰にでもできる、簡単なことです。
それも、掃除という誰もができることで実践できるなんて一石二鳥です。

僕は「働く人・クライアント・業界・世の中のお役に立ちたい」と考え、常にそこへと意識を向けて行動しています。意味や目的意識があってこそ、行動に繋がってくるのです。

社会と関わる“社会人”として存在する以上、誰もが皆チャンスを拾ってほしいし、運が良い人であってほしいなと思っています。


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