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中国BYDの販売台数がテスラに肉薄

7-9月の世界のEV販売台数で、中国BYDが43.1万台とテスラの43.5万台にほぼ並びました。2022年のEV販売台数は、テスラ131万台に対して、BYD91.1万台でしたので、現在猛追中です。

BYDは、日本でも同社の看板車種である「ドルフィン」の販売を開始しています。魅力は安さです。日本でのドルフィンの価格は、低グレードモデルで363万円で東京都の補助金を使えば実質253万円です。これは、軽EVの日産サクラや三菱eKクロスをやや上回る価格帯で、日産リーフより安価です。

BYDはもともとが電池メーカーであることや、販売台数の拡大から、電池のコスト競争力はかなり高そうです。中国では、2020年頃から、上海汽車とGMの合弁が生産する「宏光Mini」という機能を絞り込んだ50万円EVが爆売れしましたが、その後、他社の参入で超格安50万円EV市場は、あっという間にレッドオーシャンとなりました。その中にあってBYDは、超格安EVの少し上の100万円台のEVを発売し、好調を維持しています。

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