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外資金融の経理マンは密かな勝ち組?高収入ライフの裏側と採用の秘密について

この記事の想定読者は以下のとおりです。

・外資金融の経理職に興味がある人
・監査法人の次のステップを検討中の人
・外資系の経理やCFOを目指す人
・USCPA取得後のキャリアを考えている人

USCPA取得者にとって、かなり一般的な業務である経理ですが、その中でも飛びぬけて高給な経理職についてお話します。

それも外資系金融の経理職について。

外資金融というと、死ぬほどよく働き、死ぬほどよく遊ぶ、ガチの肉食系のようなイメージがありますが、それは良くも悪くもフロントのお話。経理を始めとしたバックオフィスは、堅実に働いて堅実に遊ぶ、温和な癒し系です。

フロントのような異次元ボーナスはないものの、外資金融の経理は若くして世間よりも高給に恵まれているにも関わらず、極端なプレッシャーも少なめの、抜群のワークライフバランスを誇る職業となっています。

USCPA取得後に経理のキャリアを送りたい場合には、他にはない破格の待遇が待ち受けていると言えるでしょう。もちろん、入るのは狭き門であることは言うまでもありませんが。

そこで、今回はあまり表に出てこない、外資金融の経理を始めとしたバックオフィスの人たちのプライベートライフを丸裸にしつつ、最後に入社に向けての採用の傾向やCFOの特徴など盛りだくさんでお話します。



<20代男性> アフター5とモテレベル

なんと言っても、外資金融の旨味は、若い内から給料が良い所。
経理はその上、ワークライフバランスが抜群です。

大概の場合、フロントの人ほどにガツガツしていないのが経理マンの特徴ですので、派手に遊び散らすことは少ない中ではありますが、総じて「モテる方である」というのが個人的な見解です。

そして、割と大人しくスマートな人が多いからか、女性が多い職場で日頃から扱いに慣れているからなのか、あまり女性に困っている話を聞かず、割と20代後半に爽やかに結婚して行く人が多いです。

時折、パーティーで、「外資系投資銀行」というパワーワードに目がくらんだ女性にフロントの大金持ちと勘違いされて、やたらとデートに誘われるなんてこともありますが、不思議とそういう所で火遊びをして火傷した話まではあまり聞きません。

フロントが凄すぎることに比べて少し控えめな若手経理マン達ですが、きちんとバランス良く収まっています。



<20代女性> 外資バンカーに最も近い職場で…

外資金融のモテる話になると、男性につい目が行きがちですが、
外資金融のバックオフィスで働く若い女性視点でも中々の行動力を目にすることがあります。

チームによって、仕事上接点がある部署は異なりますが、当然に若い男性も一定数、在籍しています。そういう中で、知人経由で知り合いの輪を広げていき、時には飲みの場を開いたりすることで、実質的な「社内合コン」状態になることも。

とある知人は、数珠つなぎに「社内合コン」を次々と行い、社内の若手男子ほぼ全員と知り合った結果、同世代のフロントのバンカーと結婚し、パワーカップルの誕生となりました。

最も、かなりアグレッシブな例で、社内では、ちょっとした有名人になりますし、皆が皆、このようなことをやっているわけではないでしょうがね。

ちなみに、外銀同士のパワーカップルの破壊力たるや、半端ないです。後述しますので、お楽しみに。


<30代男性> 家庭を持つと、理想のパパに。

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