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子供たちに、自然の一部として、生活をすることを意識してもらうようにしたい

私たち人間は、生き物であり、エコシステムの一部であるが、都会で生活をしているとすっかりその事を忘れてしまう。そして、自分が中心に世界や地球が回っているような、勘違いをしてしまう。

やっと、この考えに至ったきっかけをつくってくれたのは、この本。

プラスチックフリーから始まり、ゼロウェイストホームやら、エコたわしなどを買いあさっていた、私のamazonのオススメの本にでてきたのだが、この言葉が目にはいた

『あるアメリカの先住民には、「セブンスジェネレーション」と呼ばれるこんな教えがある。”どんなことでもひひひひひまごの子供達のことを考えて生きよう”

ぼくたちは、先祖からいまの地球を「いただいている」いるんじゃなくて、未来の子供たちから「借りて」いて、借りているものは、もっと良いかたちで返していこうってこと。

だから今、君が種を植えて、それがいつか大きな木になり、おいしい実をつけたら、ぼくたちはその実を食べられなくても、未来の子供たちの暮らしは豊かになっていく。そんなふうに、自分たちのためじゃなく、今と未来のすべてのいのちのために、できることを考えたら、きっと美しい世界が広がっていくと思う。』

う〜ん。そうだよね。こどもを生む前の私なんて、次の世代ですら考えていなかった。地球を借りているという認識なかったな。

私は、勘違いしていたかもしれない。毎日、スケジュール管理して、色々と、自分たちの生活をコントロールしている。だから意識として「私が住んでいるのは地球」ってなっているけど、実は「私は地球の上に、住まわせてもらっている。」ってことなのよね。

確かに、子供を産む時、私の産院は「陣痛が来たら、産みましょう」スタイルだったので「こんなに色々とコントロールできる世の中なのに、そこだけ自然体?!」って思った記憶があるけど、実はそれは反対。自然には大きな流れがあり、私たちはその一部であるだけなのだ。ただ、近視眼的に物事を捉えているだけで、事実は地球や宇宙規模で起こっている。それをただ、見ていない(もしくは、見れていない)だけってこと。

この本は、絵本で小学生〜中学生の子供が、「パーマカルチャー」という考えを分かりやすく考える機会をくれる本。ワークシートで記入もできるので、夏休みの自由研究にも使えそう!と個人的には思いました。息子には早いけど、大人にも、絵本のようで面白いので「パーマカルチャー」を知るには良い本だと思います。(私もこの本で、「パーマカルチャー」という言葉を知りました)

パーマカルチャーとは、地球の上で楽しく生きるためのくらしの工夫のこと。①地球を大事にすること②(自分も含めて)人を大事にすること③みんなで分かち合うこと、与え合うこと。

「食べる」「つくる」「エッジであそぶ」「デザインする」「与え合う」「立ち止まる」「つづけていく」「いきる」といった大きな項目がありどんな視点で、先人たちや動物や植物がやってきて生き延びて来たのか?を楽しくおもしろく、学べるって感じです。

そんなときに、またamazonさんにオススメされて買ってしまった本がこちら。もう、名前がドンピシャ過ぎて笑ってしまった。

自然体験により「文化」ってこういう風に発展して来たんだな。と感じることができる本。草木染めや、ドングリ餅作り方、石や土で絵の具を作って絵を描くなど、年長さんくらいから小学生まで楽しめるものがたくさんある。3歳の息子でも楽しめるものがあれば、どんどん体験をして、自分が自然の一部であることを感じてほしいなと思ったのでした。

TED Talkでも、あのパタゴニアの元CEOの方のお話でも、同じようなことを言っていました。私たちは、大きなエコシステムの一つでしかないこと。だけれども、今の私たちの生活スタイルが、どのように悪影響を起こしているか。できるだけ、自然なエコシステムに戻るようにしようってこと。

コロナ禍を経験し、本来の私たち人間がすべきこと。子孫になにを残していくのかを、考える機会なのだと思います。自分の幸せを追求していくと、お金では変えない、実は、シンプルで自然なものが心地よい、と思い出させてくれています。少し視野を広げて、自分の生活範囲ではなく、地球規模でなにが起こっているのかを知ること、そして、7つ後の世代のために、自分がなにができるのだろう?と考えると、また、違った生活や考え方に出会えることができるので、パパママとして、子供と一緒に考えるのも良いのかな?と思いました。

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