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出産のための入院中にセルフバースレビューをしてよかった話

やっと出産レポの投稿も終わり、これから出産を控えたママに是非入院中に試していただきたいのが「セルフバースレビュー」です。

1月に出産した長女の出産で、入院時に「セルフバースレビュー」をしました。

自分への労いという意味で「出産した自分に対する手紙」と「生まれてきてくれた娘への手紙」を入院2日目(出産の翌日)にセルフバースレビューとして書きました。すると、自分の気持ちを可視化することができ「やれることはやった。」という気持ちと、娘に対しても「一緒にこれからも頑張っていこうね。」という気持ちになることができました。

以前「児童館に救われた話」でも記載しましたが、第一子の出産後、私は慣れない育児と緊張が重なり、かなり不安定な状態でした。マタニティブルーズもありました。(多分産後うつの一歩手前・・)何度か「息が詰まりそう。何もかも捨てて家出したい〜」という状況になり、何か答えを探すために、ネットで色々調べたところ、この「なかむらあけみ」さんのサイトに辿り着きました。

メールマガジンをとったところ、セルフバースレビューの紹介があり「やれることはやってみよう」と実施をしてみました。

まさかこの時は、自分の不安定な状態やストレスを感じる原因が「お産」にあるとは思っていませんでしたが「セルフバースレビュー」をすることで「自分のお産に関する『もやもや』した感情」の存在に気付苦ことができ、そして、それを受け入れることができた気がしました。

というのも、長男の出産の時、初めての出産でお産が進まず、にわか知識で「これだけお産が進まないのであれば、帝王切開になるのでは?」と思っていました。分娩台の上で4時間以上過ごし、後半は体勢を上向ではなく、横向きで、しかも自分の足を自分で持ちながら踏ん張るというアクロバティックな形で踏ん張り息子を産みました。

その結果、長時間のお産となり、赤ちゃんへの負担は大きかったため、長男は生まれてもすぐに泣き声は聞こえませんでした。後で母子手帳では「新生児仮死→蘇生」と記されていました。蘇生の横には「死亡」という文字が。。。。

しかし、産院では「大変なお産だったってね〜」と助産師さんに言われていましたが、「新生児仮死」だったということに対して、特に産院から説明がありませんでした。

「お産」というのは、子供の命を預かる。ということなんだ。それが「母親」の責任だったのに、自分は果たせていたのだろうか?

この文字を見た時、私のお産に臨む気持ちが甘かったのではないか?もうちょっと頑張れたのではないのか?と思っていたのかもしれません。

しかしこのセルフバースレビューを実施することで「やれることはやった。子供はちゃんと育っている。」と思えるようになったきっかけをくれた気がします。

助産師HISAKOさんの動画の中で、お産の途中で「もう、この妊娠やめたい。」とか「お腹切って〜」と叫ぶ妊婦さんも結構いるようです。

今となれば「自分の頑張りが甘かったのではないか?」と自分を責めなくてもいいかと思いますが、その時は本気で息子に対して後ろめたい気持ちがあったと思います。

まずは、現実を受け止める。という意味で、このセルフバースレビューは、とても良い方法だと思います。「出産レポ」は今後出産を迎える方への参考の情報。セルフバースレビューは、どちらかというと「感情」に重きを置いたもの。の違いだと私は思っています。

日が経っ手から、出産レポを今回note用に書きましたが、自分のお産をいろんな角度で振り返るということ自体、とても大切なことだと思います。そして、自分の「お産」を振り返る度に、子供への「存在」に対する感謝の心を思い出すことで「愛しさ」を再認識できると思います。

これから出産を迎える方へは、入院中にやっていただくことで、産後の「母親としての自己肯定感」にも繋がると思いますので、気になるようでしたら、簡単ですのでオススメです。


↓これが、私が不安定になっている時に「児童館に行くこと」で救われた話です。



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