だぁ

九州在住の主婦。ダンナ、子どもふたりと犬3匹。

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九州在住の主婦。ダンナ、子どもふたりと犬3匹。

最近の記事

感情日記

病気になってから、ずっと日記のようなものをつけていた。 4年半くらい、毎日。 内容は、薬はちゃんと飲んだか、こんな出来事があった、そろそろ子どもたちの制服の準備をしないとサイズが合わないかも知れないから気をつけたほうがいい、などなど。 わたしは、何かと客観的すぎて、その時自分がどう思ったか、なんて一度も書いたことがなかった。スーパーの地場産コーナーで、後ろにいるおばさんのカートで押されて野菜の棚に突っ込んでしまって抜けなくなって近くにいたおばちゃん総出で引っ張り出してくれた時

    • 写真フォルダ

      ふと、iPhoneの写真フォルダを開いてのぞいてみた。 花かスクショか、時々犬。 ずっと何年も遡ると今度は、子どもたちだらけだった。 何かに夢中になってるところ、何かを食べてるところ、なんで撮ったのかわからないもの。 当たり前だけれど、最近の写真に娘や息子はほとんど登場しない。 なんだか少し寂しいなぁなんて思っていた。 よく考えたら、そんなの当たり前だった。 2人ともまぁ大人だし、娘には夫がいて、きっと彼の写真ホルダには笑顔の娘、何かに夢中になってる娘、いろんな顔の娘がた

      • 勇気をもらったプロレス

        ずいぶん前だけれど勇気を振り絞って初めてプロレスの観戦に行った。 それはそれは、感動的で、やっぱり画面越しとは全然違った。 また機会があったら飛んで行きたいくらいだ。 わたしの心の中にも少し変化があったような。 勇気を出して行ってみて本当に良かったと思った。 最近、子どもたちが帰省して、ほんの数日だけど家族4人がそろった。 近況を話し、最終的にMBTIの話になる。 わたしは、これまで2回やってみたけれど、何にも変わらない。 他の3人には変化があるのに。 4人であーだこーだ言

        • 父の日

          今日は父の日だ。 数回目の、父のいない父の日、寂しい。 昨日は、ダンナと、義父へのプレゼントを色々と探し回った。 なかなか喜んでもらえそうなものが見つかったのでよかった。 喜んでもらえると嬉しい。 父が亡くなって、しばらく経って、母が父の遺品の整理を始めた。 父のタンスの引き出しは、綺麗に整頓されていて、なんと、数年前に私たちが父の日に贈った5本指の靴下セットが箱のまま入っていた。 母が言う。これねぇ、お父さんが「こんな上等なの履けないなぁ、いつ履こう?」ってずっと言って

        感情日記

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          カメラを持ってお出かけ

          カメラを持ってお出かけ

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          まがりかど

          3月にまた1つ歳を取り、大台に乗った。 あんまり歳とか、アンチエイジングとか、見た目とかに興味がなかったわたしも、最近の体力のなさ、膝が痛いとか、あれ?保険ってどうなってる?とかそんなことばかりな自分に危機感を抱いている。しかも病気だ。 食事制限をやっても体重はいっこうに減らない。そこで、ダンナと一念発起して、しまっていたリングフィットを復活させた。 しかし、張り切るとすぐに嫌になってやめてしまうわたしたちは、とりあえず、毎日やるけど1ステージずつね。そして「腹」を中心とし

          まがりかど

          Miniature Dachshund

          我が家のダックスは、わたしの病気が一番ひどかった時にダンナが連れてきたと記憶しています。犬が大好きなわたしも、さすがに今は無理だよ。っていう時に「大丈夫、俺が面倒見るから!」とやってきました。 名前は「みりん」と言います。 先住犬にバセットハウンドと柴犬がいたので、負けないくらい気が強めの子を選んできたそうです。 まぁ気の強いこと。おとなしかったのは初めの1日だけでした。 もうおばあちゃんのバセットハウンドの団子の周りをぎりぎりで走り周りお昼寝の邪魔をしてイライラさせて、一喝

          Miniature Dachshund

          ボタンをありがとう

          GWで息子がちょろっと帰省している。 大学生になってから、古着に目覚めて、ほとんど古着しか着ていない。 先日わたしが洗濯物を干していると、息子が「洗濯、ありがとう」と言ってきた。 これは中学生の頃からの癖というか、いつものことだ。 ちなみに、ダンナは新婚当初から洗濯や炊事、掃除などを済ませておくと、いつもありがとうと言ってくる。そこにはすまない気持ちはないように思う。 決してのろけではなくて。彼の家族がそういう風に育ててくれたんだろう、とわたしは感謝している。 今朝、洗濯

          ボタンをありがとう

          SHIBA

          柴犬、名前はカモメです。13歳かな? 年のわりに元気です。 きっと若い犬たちと一緒にいるからかな、と思っています。 パンが大好物で、朝食の時間になると、自らダイニングの空いている椅子を鼻で引き着席しています。 アレルギー体質なので、少ししかもらえませんが、毎朝必ずやってきます。 夕飯時も、冷奴が大好きなのでやってきます。 特技は、雑ですが「ごはん!」としゃべることです。 年々、雑になってきました。 今でも、我が家の3匹のリーダーとして君臨しています。 時々、反抗してしまう

          花と鼻

          ここ数ヶ月、鼻が詰まりっぱなしで困っている。 さっさと耳鼻科に行けばいいものを、耳鼻科が苦手で行けないでいる。 その間、花粉がすごかったり、黄砂の襲来があったり、えらい目にあった。 そんなある日、小雨の降るなか公園に行ってきた。 わたしの鼻はもう慢性的にダメになっていてズルズルだけど、花粉が飛んでないのはよかった。 ダンナのお目当ての花はすっかり終わっていてがっかりしていたけれど、公園中に薔薇の香りがふんわり充満していたのは鼻詰まりのわたしにもわかった。 GWで帰省していて

          公園で変身する

          先週だったか、公園に散歩に行ったら、藤の花が咲いていてとても甘い匂いがして嬉しかった。 写真に撮ろうと手を伸ばすと、クマバチがたくさんいて、何だかかわいかった。 クマバチを見つけると、羽音もそうだけど、形から、くまのプーさんを思い出す。 娘が大好きで、よく一緒にDVDを観たなぁとか、息子は全く興味を持たずに変身ばっかりしてたなぁ、なんて、それぞれの幼少期を思い出す。 この公園にも家族でよく来ていて、鯉に餌をあげたり、ダンゴムシを探したり、手に持てないくらいのどんぐりを拾ったり

          公園で変身する

          6年

          パニック障害と診断されてから6年が経つ。 その間に色々あって、うつ状態であったり、双極性障害Ⅱ型、と診断も加えて受けた。よくあることらしい。 双極性障害Ⅱ型の方は、けっこう緩やかで、元気な時もよく眠れているし、床に伏して起きられないということもなく、その点では恵まれた。 だけど、突然やってくる気分の落ち込みは辛い。 急に何の前触れもなく涙がツーっと頬をつたい、それからは制御不能に涙が流れ続ける。すぐに薬を飲む。効いてくれるまで耐える。顔は髪の毛までびしょびしょに涙で濡れてい

          見送り

          車の免許を取ってまだ若葉マークな息子、大学生。 ひょんなことから、車を手に入れることになって、先日実家の方へいそいそと取りに来た。 それはもう大喜びで、でも浮かれてなどいませんよ!という態度も忘れずに、そして、もちろん感謝の気持ちも忘れずに、今朝、大学へと戻っていきました。 一応見送りなどやってはみたものの、車の見送りなどあっけないもので、なんだか急に寂しくなって、この日記を書いている次第です。 思い出されるのは、初めての幼稚園、わたしが「いってらっしゃい!」と言って送り

          見送り

          Beagle

          バセットハウンドの団子がなくなってしばらくはかなり落ち込んでいました。 団子に限らず、ペットは唯一無二のかけがえのない存在だからです。 わたしは、ペットを迎えるときには、必ずお別れの時を想像してしまいます。 10〜15年先のことですが、どうしても避けられないことだからです。 だから、ビーグルのなずなを迎えるにあたって、きっとこの子が私たちのパートナーとしては最後の子になるだろうと思いました。 なずなは、ちょっと変わったビーグルかもしれません。 何より、吠えません。半年に1

          お母さん

          母が用事があって1週間ほど我が家で一緒に過ごした。 いつも通りな我が家で、栄養満点でしかも私たちの要望をかなえてくれて、低カロリーなご飯を作ってくれた。とてもありがたかった。 一緒に買い物に行ったり、外食したりしながら過ごした1週間はとても楽しかった。 一番楽しんでいたのは、犬3匹だろうと思う。 母がちょっと移動するとゾロゾロとついて行き、台所へ行くと狭い台所にそれぞれが場所を取りおこぼれを狙う。 私はなかなか実家に帰られない。離島だから船に乗らなくてはならないからだ。 パ

          お母さん

          お父さん

          先日、地元の友人からLINEが来た。 彼女のお父様は半年前にご病気で亡くなった。 それから、なかなか前を向けないでいる。といったような内容だった。 彼女らしく、本当に辛いのに短い言葉で綴られていた。 わたしも3年前に父を亡くした。 痛いほど彼女の気持ちがわかる。彼女が、どうしようもないことだって思っているだろうことも。 以前看護師さんが言っていた。 「私の場合、1年を過ごして、やっと少し落とし所が見つかりました。例えば、父のいない誕生日、父の日、家族の誕生日や、クリスマス、

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