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【230日目】書簡集「大同からの便り」を転記、編集して思ったこと

ご隠居からのメール:【書簡集「大同からの便り」を転記、編集して思ったこと】

書簡の編集にとりかかったところで、パソコンがフリーズし、作成中のファイルの文章がぜんぶ消えてしまった。ショックだが、やり直すしかない。

やっと書簡集「大同からの便り」の編集作業が一段落した。添付で送信する。疑問や意見があれば遠慮なく言ってくれ。編集はたいへんだが、作業それ自体はは楽しくできた。編集して思ったことを略記しておく。

1)今まで知らなかった母のこと(性格=キャラや人格=ペルソナ)がわかった。

2)母のことに関連して秘められていた父のことも理解がすすんだ。

3)父と母は別人格である。

4)別人格の父と母が結びつくことによって子が生まれる。子は第三の人格を持つ。

5)したがって、父と母と子の間には三角関係が成立する。

6)三角関係は時間によって変化し、誰かの死(三角形の一辺の消失)により表面的には消滅する。

7)三角関係は潜在意識の中で記憶され、伝聞と物語によってよみがえる。

8)伝聞と物語は家族史(ファミリーヒストリー)のかたちで編集することができる。

9)家族史の水準は編集者の能力によってきまるが、その能力は主として人格によってきまる。

10)編集者は、徳を積むための意識と行動に着目し、人格を育てるようにつとめる。

11)人格は死によって消滅するが、もともとかたちのないものである。

12)人格は消滅しても、伝聞や物語のかたちで誰かの意識に残り、時々想起されることがある。

13)家族史の目的は物語の共有である。物語を共有できなくなった家族は家族失格、もはや家族ではない。



返信:【Re_書簡集【大同からの便り】を転記・編集して思ったこと】

貴美子お祖母ちゃんの人柄がわかったことが、自分の人生にも大きな影響があるよ。でも、やはり戦時中だ。現代のように平和な日々を送っている我々からすると、常軌を逸した暮らしがあたり前の日々になっている。戦争に負けたとしても、現代の世の中のように平和な毎日を得ようと命を懸けて戦ってくれた人たちには、頭が下がる。

やはり、精神的豊かさを求めていけるといいな。まずは、わが家から。少しでも「戒語を慎む」環境をつくるために、自分の意識と行動を変えていく必要がある。そして人を慈しむ言葉が飛び交うような家庭になるといいな。

昨晩、キャンプで奥さんのサプライズBDを実行した。義両親と義妹家族とオンラインでつなぎ、ケーキを食べて、娘の手紙や息子が感謝の言葉を並べていた。やはり、こういう時間は、家族にとってとても大事だと思ったよ。


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