薄暗い廊下。ショートショート
節電のためか、ひとつおきにしか灯されていない蛍光灯。
ワールドブルー社内にもこんな暗い通路がいくつかある。
男は足音ひとつたてず、薄暗い廊下を歩いていた。
交差する廊下の手前で足を止め、聞き耳を立てる。
「・・・そうホイホイと人を殺されても困ります」
少し先から女の声が聞こえた。
「だってぼくのおじいちゃんの邪魔するのは許せないからさ。今から君を呼ぼうと思ってたんだ」
男の声が応える。
なるほどね。
それにしても、相手の女は誰だ?
ここらだとよく分からないが、聞き慣れない声だ。
恐らく社の人間ではないだろう。
「マイトンさん、異常なしオールグリーンです」
オールグリーン?
なんの話だ?
「アハハ!だよね!じゃ、ぼく喫茶店行こっかな。波は?どうする?」
女の名前は『なみ』か。
「私は今日はもうあがっていいとのことなんで、帰ります」
ふたりの足音が遠ざかって行った。
ふぅと、ためていた息を吐いた。
「困るんだよね。社内で勝手なことをされるとさ」
男はきびすを返すと、来た道を戻り始めた。
ポケットからスマートフォンを取り出すと、通話を開始した。
「蒼林です。どうやら、別の掃除屋が入り込んでますね。名前は、なみです。…はい。…ええ、分かりました。では、後はよろしくお願いします」
176話目。
どうも、あおです😄
最後のセリフを復唱します。
『後はよろしくお願いします』
そうです。
この後は全くのノープランなので、誰か繋げてください。
よろしくお願いします。
このお話は、
波さんの【異常はないです課】の巻末2ページをイメージして書きました。
こんな感じの参加の仕方も楽しいなと思ってやったので、繰り返しますがノープランです(笑)
話が追加されるごとに、複雑になって来てめっちゃ楽しんでます。
皆さん、ついて来れてますか?
『ワールドブルー物語』は専用のマガジンを作ってあって、一番下にあるものから順に読むと話が追えます。
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順を追って読んでいくとね、恐らく意図していなかったであろう伏線が 他の人が回収していたりしてハマります。
しっかり読めば読むほど発見があります。
そうするとね、参加したくなるんですよ。
あ!この部分を回収したい!ってなるんです。
こうなると『沼』ですね(笑)
『ワールドブルー沼物語』
皆さんの参加をお待ちしてます。
という訳で今回は、
ショートショートもいいんじゃない?
って、お話でした。
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ではまた!
あおでした😄
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