愛するクラブがくれたもの【5】
V・ファーレン長崎を愛するサポーターの方からお話を伺い、応援することで得たもの、楽しさを多くの人に広める「愛するクラブがくれたもの」。
第5回は「たくまな」さんよりいただいたお話です。
なんと2021年にトラスタで結婚式を挙げたという経験を持つお2人。
また、とある選手との関係性も…。
※写真の使用許可はいただいております。
現在の妻と知り合ったことでV・ファーレンにハマる
私がV・ファーレンの試合を初めて見に行ったのは、2019年の3月でした。
それまで興味はなかったのですが、職場にV・ファーレンを好きな人がおり、その人に連れて行ってもらったのがきっかけです。
その翌月に今の妻と知り合うことになったのですが、後々V・ファーレンに親戚がいるということが分かり、それが米田隼也選手でした。
そのこともあって休みの日には積極的に応援しに行くようになり、米田家のみなさんとも仲良くなっていきました。
トラスタで迎えた人生の節目
そして2021年10月16日。J2リーグ第34節・アルビレックス新潟戦で、人生の節目を迎えました。
節目とは、トラスタでのスタジアム挙式です。
当時結婚して結婚式場を探している際に、スタジアム挙式についての広告を見付けました。
妻とはお互いにV・ファーレンが好きだったため、興味本位でガーデンテラス長崎ホテル&リゾートへ話を聞きに行くと、まだスタジアム挙式を挙げる人が決まっていないとのこと。
これはいい思い出になるぞと考え、私たちがやらせていただくことになりました。
スタジアム挙式当日は、試合前にサポーターの前での人前結婚式を実施。
人前結婚式は来場の皆様を証人として行うもので、温かい拍手をいただいたり「おめでとう」と客席から言っていただいたりと、とても嬉しかったです!
のちに、人前結婚式は選手たちも控え室のモニターで見ていたとお聞きしました。
人前結婚式での結婚証明書として選手全員のサインが入った試合球に署名をしたり、記念のユニフォームをいただいたりし、その後は選手と一緒に入場。
写真撮影の際には隣にウェリントン・ハット選手がいたのですが、隼也くんと親戚ということで場所を替わってくださり、隼也くんの隣で写真を撮ってもらいました。
また、ハーフタイムにはヴィヴィくんとイベントに参加。
試合は1人少ない中、後半に二見宏志選手のヘッドで同点に。引き分けで終わりましたが、熱戦でした。
体感したサポーターや西村雄一さんの温かさ
スタジアム挙式の際にユニフォームをいただくと、背番号のところには「HAPPY WEDDING」の文字。
のちに発売されたものの当時は私たちしか持っていなかったため、後日それを着て試合観戦に行くと「この前見たよ〜」や「おめでとう」と声をかけていただくことが多く、とても嬉しくなりました。
他のチームのサポーターについては分かりませんが、V・ファーレンのサポーターが1番温かいんじゃないかなと思っています。
また、その試合の主審を務めたのは西村雄一さんだったのですが、「家庭で使用して欲しい」とその日使用していたイエローカードとレッドカードにサインを入れ、プレゼントしてくださいました。
もったいなくてそのカードは使用はできていないんですが、ケースを購入し、結婚証明書のボールとともに玄関に飾っています。
その後子どもが生まれ、改めて親族を交えた結婚式をした際には、加藤大選手と隼也くんからのビデオメッセージをいただき、また選手全員のサインが入ったユニフォームをサプライズでいただいたことも貴重な思い出です。
米田選手を熱く応援する理由
隼也くんは妻の親戚だということもあるのですが、いち選手としても好きです。
目標・夢をサポーターの皆さんに向けて口にして、それを達成するために行動しているところや最後まで諦めないところ。
「勇気とは挑戦の回数」という言葉を掲げているところ。特に、去年のホーム磐田戦の2ゴールはたまらなかったです。
ルーキーの選手たちも、失敗を恐れずガンガン挑戦してほしいなと思います!
年々、隼也くんのユニフォームを着ている人が増えてきていて嬉しい限りです。
長崎でJ1にいくという強い気持ちで今年も残ってくれたので、絶対にJ1に連れて行って欲しいし、私たちサポーターもその後押しをしていけたらなと思います!