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吉野敏明さんの新著「医療という嘘」/5章洗脳を解き、食を正せば、日本は良くなる⑧/医師が目指すべき誠意と真実、そして敬いの心

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■前回のお話

続きものなので全体を通して読むと面白いですよ(^。^)

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ロックフェラー医学にない予防医学


日本の医療は一流かもしれないが、予防は二流以下だ。栄養学に至っては七流どころか、栄養学という臨床学問自体が医学部歯学部薬学部にはないのだ。

医者でも知らないのだから、指導なんてできるわけがない。患者に何故私ががんになったかと問われても、答えられる医師は殆どいない。ほぼ皆無なのだ。

細胞ががん化するメカニズムや、これを阻止するメカニズムは答えられても、実際に抗がん剤を開発・販売できても、何故その臓器ががんになったか、説明できる医師は殆どいない。これがロックフェラー医学なのだ。

これを東洋医学では理路整然と説明ができる。どの臓器に負担がかかっているか、そのための食事はどうなっているのか、その食事を摂るのはどんな精神状態なのか。そしてその精神状態を生む家庭環境はどうなのか。そしてその家庭環境を作っている因子は…。

すべての因子を見て、答えを出すのが陰陽五行説に基づく真の東洋医学だ。


西洋医学が老化やストレスだと診断して言い逃れをするところを、正確・精密・迅速に診断するのが東洋医学だ。

漢方薬や鍼治療だけが東洋医学ではない。「何故あなたはトランス脂肪酸の食事を摂りたい、という欲望が脳や内臓にあるのか」からアプローチし、原因除去療法を始めるから根本治癒が可能なのだ。


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医師が目指すべき誠意と真実、そして敬いの心


本人の歯髄や歯をなるべく残すという考え方は患者の自己治癒力を最大限に活かすという本来の個体医療であり、吉野さんのクリニックでもそのような医学哲学に基づいた包括的な医療を提供している。

吉野さんが勤める銀座エルディアクリニックのモットーは、東洋医学と西洋医学を融合した包括治療・未病治療・波動治療で、ホームページには次のような理念が掲げられている。

「誠実」

全く他人である患者に対しても全身全霊をもって、その人のために命懸けで接すること。全ての見返りを期待せずにその人のためだけに尽くし、愛すること。


「真実」

嘘をつかないこと、自分の中にある辛い気持ち、恥ずかしい気持ちと戦い、常に何が真実であるかを自分に問いかけ、苦難から絶対に逃げない強い勇気を持つこと。


「敬い」

すべての物、事、人、事象、そして病気そのものに対しても尊び、決して恨んだり嫉妬したりせず、自分にふりかかることすべてに対して敬意を払う、たおやかな心を持つこと。


心と体の健康を考えた本当の医療、真の包括医療を提供する

エルディアクリニックは診療科を横断的に包括し、各々の分野の専門家である医師が総合医療の見地に則り、心と体の健康のために真の医療、東洋医学と西洋医学、歯科と医科も含蓄した包括医療を行う。

各ドクター陣は、最高峰の知識・技術を駆使する医療を実践するために、常に知識の習得と技術の研鑽を積んでいる。院内スタッフの心と体と技術の教育と研修を実践し、全員が常に最良の治療を提供できるように各々の体力や体調の維持に努め、集中力を鍛錬し、プロとして自覚と責任を持って行動する。

一人でも多くの患者様を病から守り、健康を維持し、幸せになっていただき、その患者を取り巻く全ての方々が幸せを享受できるように、日々精進して参る。


信頼を超えて、尊敬されるクリニックへ

医療人は患者様から信用されることで信頼され、医師たちも患者様を信用して信頼することで、その後のより深い信頼関係を育むことができる。信頼関係を10年積み重ねることができれば、患者様と医療人とはお互いに尊敬されうる関係になれる。

患者様からただ信頼されるところまでは、診察技術と知識と人柄だけでも可能かもしれない。しかし尊敬されうるには、職員一人ひとり真の医療を追求する深い信念が必須だ。


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