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「世界中旅をしながら働く」のはじめの一歩。海外留学に行ってきました

「世界中旅をしながら働きたい」

SNSやWebなどの広告でよく見る言葉だ。

実際に私も友達が海外を飛び回りながらWebデザインの仕事をしていたり、海外に移住してどっぷり海外生活している友達が何人かいる。そんな夢みたいな生活ができたらいいなと思いつつ「絶対自分には無理だろうな」と、どこか他人事な自分がいた。

というのも私は英語がまったくできないからだ。
学生時代すべての教科の中で1番できなかったのが英語である。テストで自分の名前のローマ字を間違えてマイナス点をくらい、受験勉強では7割の時間を英語につっこんでも平均点以下の点数しかとれず、文系に進んでも理系に進んでも必須科目である英語を恨みまくった。

勝手に嫌な思い出しかない英語が海外旅行にはついてまわる。ならご飯も美味しくてハッピーな日本でもいいんじゃないかと思いながら、毎年年始に書く「やりたいことリスト」には「ヨーロッパに行ってみたい」「アジアをまわりたい」という項目がいつもあった。

そして2023年には、本当に海外旅行に行くことができた。きっかけは仕事友達に誘われてというもので、全英語を友達任せにしてできるということもあり、リハビリついでに10年ぶりの海外に行ってみたのだ。

10年ぶりの外の世界は、凝り固まった私の概念をことごとくぶっ壊してくれた。日本よりも高い高層ビルに、キレイな海、伝統的な建造物が残る街に楽しそうに仕事をする人達。安心安全な日本にはない景色と体験を与えてくれた。

まるでPRGのような街並み
街の中に普通にあらわれる伝統的建造物

旅行自体は友達とGoogle翻訳を駆使してなんとか過ごすことができたが、1つだけ心残りがある。それは現地でのコミュニケーションがまったくとれなかったことだ。

列車で同席したおばあちゃん、レストランで話しかけてくれた店員さん、トランジットの観光ツアーで一緒だったお兄さん。せっかく話しかけてくれたのに、英語でなんて返せばいいか分からなくて話が途切れてしまった。

多分なんてことのない「どこから来たの?」的なことだと思うのだけど、飲み屋での一期一会の出会いが大好きな私は、話したいけど話せない自分がもどかしく、そしてとても悲しかった。

そこで、数千年ぶりに英語の勉強をしてみようと思い立った。

そして留学先に選んだのがフィリピン・セブに拠点を置くデザインスクール「モンスター・アカデミア」(通称:モンアカ)である。

安心安全な日本からオンラインでという形式のスクールはたくさんあったが、超がつくほどズボラな私は実際に通うスクールがあるほうが続けられそうという期待と、そして実際に海外に行ってしまえばあとは実践のみと自分自身の逃げ場をなくす意気込みで申し込んだ。

あと、英語留学を決めた1つが生活スタイルの改善である。私は自己マネジメントがド下手なので、ここ数年起きる時間が朝昼深夜とまちまちだ。スクールに通えば必然的に規則正しい生活を送ることができるのではと、完全に他力本願な作戦に出た。

そしてモンアカのスクールでは英語以外にデザインも教えてくれる。1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と期間がえらべ、3ヶ月のコースだと実際に自分のポートフォリオを作成し、企業に提案できる力をつけることができる。

私はそんなに日本離れたくないし、初めての海外留学だしとひよって1ヶ月コースを選定。

1ヶ月でもイラストレーターとフォトショップの使い方や、情報整理とレイアウト、基本的なWebデザイン、要望に沿った適切なデザインコミュニケーション、論理的な思考力・提案力が学べるという。

このマガジンでは実際に海外留学してみてどうだったかや、現地での体験につについて書き留めたいと思う。はじめての1人海外。はじめての英語留学。そしてはじめてのデザイン留学。このnoteを書いているいまでもまさか自分が1人で海外生活ができるなんて思っていなかった。

原色がメインの街中
遠浅でどこまでも歩けるビーチ
あちらこちらにいるニワトリ
こんなところでくつろいで飲めるホテルのバー


人間、一歩踏み出すだけでいろんなところに行けるようになる
のね…!と自分が一番びっくりしている。

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▽英語留学、全然しゃべれないけど英語で話すのが怖くなくなった話

▽英語留学でちゃっかりデザインまで学んで、スキルにも人生の彩りにもなる「デザイン思考」を身に着けた話

▽お世話になった英語&デザイン留学のスクール。


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