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小説、SSなど

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思いつきで書いたSS置き場です。
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#クセーノ

ジェノスの生理

ジェノスの生理

一通りの生理用品と痛み止めを買ってきたジェノスを目の前に正座させた。

「まず、生理が来るってどう考えてもおかしいだろ?」
「何もおかしくはありません」
「どういうことだ?男で身体が機械なのに…」
「クセーノ博士がシステムを作ってくださったのです」
「??!!!なんて?」
ジェノスは少し顔を赤らめながら言った。
「先生と俺が結婚を前提に付き合っていると知って、クセーノ博士が人工の卵子を開発してくれ

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願望小説

願望小説

「ジェノス、お前のコアって無いとすぐに機能停止するのか?」
「はい、身体は停止しますが唯一生身の脳には維持装置が別個にあります」
「じゃあ脳だけは生きるんだな」

クセーノ博士が大切な脳を護るために付けてくれた。
損傷さえ受けなければ復活できる。

終わり

ジェノス猫

ジェノス猫

俺、サイタマがアパートに帰るとジェノスの様子がおかしかった。
帰宅した時の第一声が
「にゃーーーん!」だった。

そして何故か四本足で歩き、俺の足元にまとわりつく。立ちあがって前足(?)を差し出す。
抱っこしてくれと言うことらしい。

仕方なく抱っこしてやると俺の鼻をペロペロ舐める。
なんだこりゃ。クセーノ博士に連絡したほうがいいのか?

俺の布団の上で香箱座りをしているジェノスを横目で見つつ、ク

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