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大人もハマるおもちゃ「tumi-isi」

お久しぶりです。

娘のクリスマスプレゼントに買ったおもちゃを紹介したいと思います。
さて皆さん、これは何だと思いますか?

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そこらへんに転がっているような石の形に切り出された木のブロックは、おしゃれなオブジェのようにも見えます。

でも実はこれは「tumi-isi」という、吉野杉でできた積み木なんです。
今回はこの「tumi-isi」について紹介したいと思います。

■「tumi-isi」は積み木でありパズル

通常の積み木は簡単に積み上げられるようにできており、その中で子どもたちは創造性を膨らませ、様々なものを形作っていきます。
でも、この「tumi-isi」は各ブロックの積める場所を探してうまく重心を探り当てながら積み上げていくため、どちらかというと、パズルのようなイメージです。
普通の積み木と異なり、「ただ積み上げる」というシンプルなおもちゃではあるのですが、その分考えて積み上げないといけないので、どちらかというと大人がハマるおもちゃな気がします。

■崇高な考えの元で崇高なおもちゃが作られた

私達は夏に実際、私達も夏にこれを堀江のおしゃれな家具屋さんでこれまたおしゃれな棚におしゃれなオブジェとして飾られていたのを発見し、「うわーこれ面白そう、ほしいなあ」と夫婦で盛り上がっていました。

その後値段を調べて「えっ!!??たっっっっっっっか!!!!」と驚愕したのですが、この魅力を忘れられませんでした。
(ちなみに、石5個で1万弱です)

そこからいろいろ見ていると、どうやら似た商品の安いやつがたくさん出ています。

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「積石 おもちゃ」で検索。ちなみに、この一番右が本家。

でもどれもなんだかちゃちい〜気がする…ネットで見てるからかなあ?
そんな気もしており、本家のサイトを見ていると下記のような文章が。

◼︎模倣品は光栄
はじまりは2008年。【tumi-ishi】をドイツ国際見本市「Ambiente」で発表以来、同じ名前で全世界中で模倣品が販売されました。「tumi-ishi」という名前で海外のサイトで販売しているものはまず、100%私たちが製造・販売しているものではありません。しかし、これほどまでに模倣されることは、世界中の方々に愛されており、そして、そこで雇用や幸せを生んでいるということであれば非常に光栄であると考えてます。

え〜〜〜〜そんな崇高なん!?
模倣品光栄って…そんな…すごい、私にはとても真似できない感情…。

※ちなみに、上記では「tumi-ishi」となっていますが、現在は「tumi-isi」に改名してます。

■本物に触れてほしい

実は私達は去年「吉野杉」にすごくご縁のあった年で、新居も吉野杉でできた家なんですね。
そんなお家には「同じ吉野杉でできた本物」を置きたいなあというちょっとした験担ぎと、何より一番は、娘には「本物」に触れてほしいと思っているからです。

職業柄、たくさんの学校の魅力を伝える仕事をしてきましたが、やっぱりどの学校も大切にしているのが「本物の体験」なんですね。
良いものに触れるということは感性を磨くのに何かしらよい影響を与えるのだろうと思い、高くても良いものを買い与えることにしました。

■世界一おしゃれなクリスマスプレゼント

さて、クリスマスに届いた「tumi-isi」ですが、オープンと同時に部屋に吉野杉の香りがふわっと広がりました。
それはとてもとても爽やかな良い香りで…
箱の中にはカラフルな「tumi-isi」と吉野杉をかんなで削ったその木の緩衝材が入っていました。
娘は石ではなくその緩衝材に夢中でしたが…(笑)

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大人は早速積み始め、まんまとその無限大の積み方の可能性にハマりました。
ただ、思っていたよりも木がグリップが効いて、積みやすいんです!
「え!こんなのでも積めるの!?」という感じ。
でもそれがまた面白い。
よく見ると重心が一本すと〜んと上から下まで通っていて、これがきちんと通りさえすればうまく積める感じです。

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これにしばらくハマり、大人が一生懸命やっている横で娘は破壊してくる・・・という生活だったのですが、半月たってついに娘が一つだけですが積み上げました‼
もうその積み上げる手の愛しさたるや…丸み。

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単純にすぐ積めるものではないのですが、やっとひとつ積み上げた娘は感動のあまり自画自賛(拍手)をしていました。
別に人より早くなにかできてほしいとか、そういうもんではないのですが、「tumi-isi」は集中力を高めたり、「どうしてこれだと積めて、これだと倒れるのか」を試行錯誤するようになるので考える力が身に付いたりするのかな、とこじつけています。

そして「tumi-isi」は正直、棚の上に乱雑に転がっていてもおしゃれです。これはガチ。
娘が飽きたあともそれこそおしゃれなオブジェとして、新居で活躍してもらおうと思います。

お子様のプレゼントに本物の体験はいかがですか。

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