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【僕の話】怪我から1か月~今、思うこと~

怪我から1か月が経とうとする今日この頃。僕はいろいろな事に対して苛立っているような気がして、自分の気持ちを整理するためにブログに起こすことにした。

当初、初めて診てもらった病院の医師からは、2週間の加療を要するという診断でした。気づくと、もう1か月。次に診てもらった病院では、2,3週間。先生が同じ病気で怪我した時は1か月くらいかかったと言われました。1か月もかかるのは嫌だなぁと思っていたけど、膝がほとんど曲がらない状態だったので、先の事はなんとも言えないなと思ってました。先の見ない不安がるより目の前でできることを考えようと前向きな気持ちでした。

実際、膝の治りは一進一退を繰り返し痛み(圧力)を感じ、全く曲げられない時やスムーズに膝が曲がる時もあった。リハビリで体重を両足に50%とかけられるようになって、生活の中で足をつくようにした。例えばトイレの時、始めの頃は少し斜めになって用を足したり、階段昇降で足をつくようにしたり。足をついて、踵が床に押し付けられ重さを感じる。安定すると力を入れて立っていられる。シャワーも立ってするようになりました。今までは腕を使って何かにぶら下がるように歩いていたのが、ペンギンのようにトコトコと歩けるようになったのです。

病院では先生も親身になってくれ、リハビリ時に診に来てくれたり、あまり思うように回復しない僕の足を労わってくれます。リハビリの担当者も僕のマシンガントークにも嫌気をせず、的確に施術をしてくれています。自力ではないですが、リハビリでは膝を60度まで曲げることができます。ここまで曲げるのに容易ではありません。自力では30度くらいなので、ベッドに座って足を垂らし膝の裏を刺激してもらいながら、50度、55度、60度と徐々に角度を広げていきます。途中、引き裂かれるような痛みが走り声が漏れそうになりますが、グッとここは我慢が必要です。曲げた後は伸ばす時にも同様に痛みがあります。曲がることと伸ばすことは連動していることを身をもって体感しています。

不安は突然訪れます。あまり足のことを考えないように、ブログを書き始めたり写真を編集したり勉強をしたりゲームをしたり、いろいろなことをしています。それでも、夜になると、「俺はいつまでこの状態なのか」と思うようになります。ネットで怪我の事を調べたり、他に悪いところがあるんじゃないかと思ってみたり、検査や手術が本当は必要なんじゃないかって考えてしまいます。職場からのプレッシャーがあるわけではないのですが、やはり雇ってもらっている側として責任を感じないわけありません。少しでも早く回復して、復帰して職場に貢献したいという気持ちになります。僕はただの看護師だから、いつまでも身体と向き合っている場合じゃないと言いたい所ですが、既に軽くアスリートみたいな生活になっていたと思う。仕事や生活とのバランスを考えることが大事であると、この機会に強く思った。

コロナが全国に蔓延る中、緊急事態宣言により外出自粛となり、仕事がしたくてもできなかったり、学校に行きたくても行けなかったり、思うように遊ぶことができなくなり、世界全体が我慢を強いられている。同じように僕も我慢の時期だと思っている。抑制されれいる期間が長くなり、自分の思い描いている状況と現実が重なり合わずもがき始めているじゃないか。これは僕だけでなく、同じような境遇にある人みんなに言えると思う。こんな時、一流の人はひたすら前を向き続けることができ、自己の経験や考えから突破口見出すんじゃないかと思うと、僕はまだまだ小さい人間なんだなって思う。もっともっと広い視野を持つと世の中、苦しんでいる人たちは沢山いて、それに比べたら僕は全然安全でいられている。だから、先の見えない不安より、目に見える安心を信じて頑張りたいと思う。

明るい世界を取り戻すために。

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