「後悔」。小さいのと大きいの。
数日前、動物病院で受診待機中の時に感じたことです。
診察中のワンちゃんは、本当にヒトと同じようにクゥンクゥンと泣き続けてます。
診察室から出てくるとすぐに入り口の方へ行き、何度も何度も鳴きながら(泣きながら…)出口の方へ。
昔はイヌとかネコに話し掛けている大人をみて「動物の気持ちなんて分かってたまるか!」が本音でしたが、今となっては飼い主の気持ちが少し分かります。
待合室では、飼い主さん同士(主婦同士)が皆さん知り合いなんですよね。
すごい!
「ああ、この間の…。ご無沙汰してます。」
「あれから退院できたんですか?」
などなど。
会話内容が「夫や子供に対して」と全く一緒です。
「ずっと家で一緒だから、気になっちゃって…」
「全然外に出ないのよ。家に居てばっかり…」
などなど。
そんなことが少し気になるようになったのも、結婚できたおかげでしょうか。
余談が長くてすみません。本題です。先日の「積み立ての代償」の投稿でもテーマに挙げましたが、年々「後悔」をすることが非常に多くなってきている気がします。
後悔はしない方がイイのかもしれませんが、後悔すること(=後悔という気持ちが生まれること)自体はさほど悪くはなくて、「後悔したあとの行動」が何も変わらないことが、良くないんだろうなあと思うようになりました。
なぜ、こんなことを考えるかというと…
我が家では、基本的に動物の飼育をしているのは、奥さんなので、ペットへの愛情度は圧倒的に、奥さん>自分です。
そんなにペットへの愛情が強くない自分ですが、先日たまたま自分1人で動物病院に行った時に、ペットがとても愛おしく感じてしまいました。
大袈裟かもしれないですが、「とても悪い病気でこのまま死んでしまったらどうしよう…?」と本気で思ってしまいました。
これも「後悔」だと思います。
そう考えると、「小さい」後悔って日々あるなあと思います。
・ドキュメンタリー番組やヒューマンドラマを観る(家族のありがたさ)
・親族の◯回忌に行く(残されたもう片方の祖父母を思いやる)
・浮気をしてしまい、許してもらえる(妻への感謝の気持ちが倍増)!!(笑)
などなど、日々のちょっとした時に感じる後悔が自分には沢山あるんですが、それを有効活用できるなあと思うようになりました。
ずばり!
その「小さい後悔」を「大きな後悔にしない為の後悔」にします。
・「もっと親(家族)孝行をしとけばよかったなあ」と思った時は…
親族にちょっとした感謝を伝えてみる。
電話一本掛けるもよし、手紙を渡してみるのもよし!(※もし、本当に身近な親族が皆いない状況であれば、年下の世代に後悔しないよう働き掛ける!)
・「もっと学生時代に勉強しとけばよかったなあ」と思った時は…
簡単な勉強本に手を伸ばしてみる、ユーチューブの勉強動画をのぞいてみる。
後悔する気持ちだけだと、また後悔を繰り返してしまうので、後悔した気持ちから僅かな行動に変えてみることが大事な気がします。
そう考えると、「日々の小さな後悔」って、実はとても良いモノだと思えるようになってきました。
なので、自分は今日もペットに少し触れ合う時間を増やして、そして、奥さんにも恥ずかしなら、感謝の気持ちを伝えたいと思います。
「いつもありがとうございます!」
(直接は言いにくいので、この場をお借りします♪)
【まとめ】
・「小さい後悔」は悪いことじゃない。むしろいいこと。「大きい後悔」をしない為の気づきのチャンス。
・「小さい後悔」をした時点でちょっとした行動をしてみる。
・身近な人や物事ほど、後悔は大きくなるんだろうなあ。
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