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10分で分かる 天才に頼らなくても出来るイノベーション

10分で分かる 天才に頼らなくても出来るイノベーション

忙しい人の為の10分で分かる明日から使える ジョブズなんかいらない。

これをデザイン思考を使って解説します。

これはデザイン思考の目的はジョブズのような分からず屋(天才)に頼らなくても

訓練次第で、ミドルヒットさせるような商品やアイデアを作れるような思考が出来るようになるツールです。

天才に頼ると、天才が居なくなった瞬間、組織やシステムは崩壊します。

また、誰もが天才と言うわけでもありません。

天才は天才ゆえに貴重であり、また天才を許容する事で底辺の分からず屋を本当にすっごく大量に許容しなければならないので大変ですしね。

更に、どんなにセグウェイのような商品が優れていようともデザイン思考が欠けているとセグウェイが辿った道と同じ轍を踏む事になります。

こう言った起こり得るかもしれない問題を回避し、天才に頼らなくても貴方や企業の可能性を高める一つの方法としてデザイン思考は結構役立ちます。

ではまずデザイン思考において基礎となるどうやって思考すればいいのかを説明します。

・有用性 (外部の人間がそれを価値ある物、サービスだと認識するか?)

・実現可能性(そのアイデアを作る事が可能か?)

・持続可能性(その商品やサービスを継続できるか?)

の三点です。

これを上から順に一つづつ思考していけばある程度の指針が出せます。

これは、何かしなきゃならいけど何をしていいのかわからない時に非常に有効です。

まずは、自分の誰が欲しいのか?そのニーズはあるのか?を考えて下さい。

デザイン思考ではニーズありきで考えます。

勿論、貴方がどうしてもOOが欲しいでも構いません。

そうやって、人々や貴方が何を欲しがっているのかを考察します。

ここで大事なポイントはなるべくはOOを欲しがっている人を明確にイメージする事です。

例えば父親が聾唖者だった為に耳や音に対して強烈な興味を持っている人が音を使って言葉を通信する装置を欲しがっている。

とかですね。上記内容だとベルが電話を作ったきっかけの一つであり電話と言う商品は彼のニーズを答える商品です。

これが 有用性であり、ニーズの探求です。

次にこのベルが電話というアイデアを考えた時にその電話は実現可能か?を考えます。

例えばそれを作るのに途方もない時間や予算がかかるならそれは実現可能性が極めて低いです。

ベルの場合はプロトタイプを自分で作れましたが、そんな大層なモノそうそう簡単に作れません。なので貴方がそのアイデアを実現可能か?を考える必要があります。

ここでのポイントは電話は作れませんが糸電話だったら作れますよね。

糸電話だったら実現可能です。

なので、もし電話を作りたいならなぜ電話を作る必要があるのかを考えてみましょう。

この場合

遠くの人と言語で通信をする

が目的です。

なので、別にご大層立派な電話なんて作らなくても糸電話でも十分目的を達成できます。

なので、糸電話作って本当にニーズがあるかを調べればいいのです。

これが実現可能性であり。どんな難しいと思えるものでも切り分けたり、目的を絞れば実現可能になります。

この部分の発想や思考はとても大事な部分なので覚えておいて下さい。

最後に、

もし仮に、遠くの人と言語で通信をする商品にニーズがありそれを人々が欲しがったのなら、

その商品をどれだけ長く維持していられるか?

その商品にどれだけのコストをかけられるか?

これを考えるのが持続可能性です。この持続可能性が高く無いの布教活動できませんし。商品が市場に普及しません。

なので、この部分の資金や資源(人的も含めて)を確保できるのかどうかを考察することもとても大事です。

普及しなければイノベーションは起こりません。

これがデザイン思考においてやるべき大きな3つの要素です。

さて、おおよそのデザイン思考の概念は説明できましたが、ではどうやってイノベーティブな商品を作り出せるのか?

について、具体例を交えて説明します。

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