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フィルム上映会準備note1

 小さな映画上映会を行うためのメモを取り始めました。というのも映画上映というのはやるべきことが多く、忘れっぽい自分は備忘のためにメモをちょくちょく書いておかなければなりません。今回は自分のためにメモし始めたことを元に、上映会開催日記として再編成しnoteに公開していこうと思います。

 

準備のための準備スタート


 2023年11月のある日、「来年は映画を上映する」と決めました。自分の中では上映会を開催したいという思いは常々あるのですが、「したい」という気持ちの段階では実現できないのが映画上映です。自分の体力や容量、熱意の問題も含め「する」と心の中で決定すること。大袈裟に言えば覚悟することで私にとっての映画上映準備が始まります。
 その思いが決まってから、友人に声をかけました。以前一緒に上映会を開催した方々。振り返れば、一番最初に行った上映会から十年が経過していました。年月の過ぎゆく速さには正直驚きましたが、奇しくも十年という節目に悪い気持ちはしません。

上映会の現実味

 
 決めたことを誰かに伝えると、物事が一段と現実味を帯びてきます。11月某日、飲み屋さんの片隅で偶然同席した友人に第一報としてその決意を伝え、遠くない別に日にもう一人の主要なメンバーへも話をしました。横須賀の書店に併設された小さいな椅子が四つ並んだだけの喫茶スペースでした。

 映画の上映は決して一人ではできません。作者や作品はもちろんとして、他にフィルム上映をするのであれば映写技師さんが必要ですし、会場を準備してくれる人や、前の段階から協力してくれる人も必要です。それに上映する作品を貸してくれる人も必要です。なので、今回は長く時間をとり準備を進めることにしました。旧知の仲間やこれまでに出会った友人たちに少しずつ声をかけ、上映会を行うことを伝え始めました。

 実は上映する作品も既に九割型は決めてありますし、行う会場の目処もつけていますが、どちらも本当に確実にするためにはクリアしなければならない要点がいくつかあります。例えばそのフィルムは誰が保管していて本当に実在するのか、あるいは状態が健全であるか、貸していただけるのかなどをチェックすることが必要です。会場も天井の高さや遮光云々以前に、借りられるという確証を得る必要があります。なので、ここではまだ公開できませんが、準備を進める中で少しずつ書いていこうと思います。引き続き見守っていただければ嬉しいです。

*このノートは、メモを元に当時のことを振り返って綴っています。言葉にする時間も必要で、出来事としては現在より大分前のあれこれですが順を追って少しずつ公開していきたいと思います。

続く


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