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【注意喚起】『文学イベント東京』は文学を愛しているのか?

文学系の同人誌即売会を探していて、このイベントに辿り着きました。
その名も「文学イベント東京」。
文学をテーマとした即売会なのかと思いますよね。
実際は違います。
あくまでも「一次創作を楽しむイベント」のようです。
「文学イベント東京」の問題点は2つあります。

①イラスト本は文学に含まれるのか?

ウェブサイトより引用
『文学イベント東京は、WEB小説書きさんやイラスト描きさんが作った一次創作の本やイラスト本、ZINEを販売するイベントです。』

「イラスト本、ZINEを販売するイベント」とあります。
ZINEには文学も含まれるとして、イラスト本とは文学の範疇にあるものでしょうか?

Wikipediaより引用
『文学(ぶんがく、英語: literature)とは、言語によって表現された芸術のこと。詩、小説、戯曲、脚本、随筆、評論などの総称である。また、それらを研究する学問(文芸学を参照)。文芸(ぶんげい)ともいう。』

正直私としてはイラストは文学にはあたらないと考えます。
「一次創作イベント東京」などに名称を変更するべきではないでしょうか。

『ただ今、参加者。予定者(事務局の友人のWEB作家)を含めまして22人です〜
新しい参加者様も女性です~
これは、若い神絵師様が偉大としか分析できないですね~
イラストを描く人はイベントの方向性ばかりか成功までを左右する・・、絵を描く人の凄みですね~
#文学イベ

主催者の方はXにて神絵師さんを持ち上げる発言をしています。
本当にこの方は文学を愛しているのだろうか?そう思ってしまいました。

②預かった本や作品はどこで、どのように保管されるのか?

ウェブサイトより引用
『イベントの特徴として、ダブルイベント。ひとつめの会場で展示・販売イベント後、翌週に別の会場でお預かりした作品を再度、展示・販売イベントを行います。イベント終了後、さらに一週間通販も行い、2会場での実イベント・通販とでリアルイベントとネットイベントを行います。』

運営の方で商品を預かるとありますが、その保管場所、保管方法の記載はありません。
作家さんにとって大切な作品を失う可能性もあります。

問題点は以下の通りです。
①イラスト本は文学に含まれるのか?
②預かった本や作品はどこで、どのように保管されるのか?

他にも追及すべき点はあります。証拠を確認次第追記いたします。

リトルプレスを委託できる本屋さんは他にもあります。

文学フリマというイベントもあります。

「文学イベント東京」への参加を検討されている方は一度考え直してみてください。

【2024/4/11追記】
Xのアカウントを公式からブロックされました。
しかし今後とも観測は続けていきます。
被害に遭う方が少なく済むことを祈ります。

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