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AIやロボットにないもの..."感覚"[ミロク⇸ソワカ]

前略 ソワカ様

先日Twitterでこんな投稿をしたのよわたし。もうもはや夏と言わんばかりのこの気候!いかがお過ごしかしら。Still冬、Almost夏に続いてのAlready夏ね。音ネタだけで日々遊んでいると言っても過言ではなくって?服が無い、靴が無い問題に翻弄されているここ数週間。なんとかネットショッピングで取り急ぎ揃えたわ。ソワカに教えてもらったYOOXはすごいサービスね !返品・交換の仕組みが素晴らしい。靴などサイズ感がわからない商品をお求めの方にはぜひオススメしたいわ。いつもなら手が出ないブランドも意外と安くなっていたり、掘り出し物が見つかる。ただあれも、これもとなると度肝抜く金額になってしまうので欲しい商品があればお財布と相談して購入。毎度毎度は使えないけれどとても素晴らしいサービスね。最近は専らお買い物はインターネット。みなさまの努力によって豊かさを享受しております。感謝しなくてはいけないわね。

前回のソワカからのお便りはこちらです。まだお読みでないようでしたらぜひご一読を。

オーラってなんだろうか

「あの人はオーラがすごい。」とか「人とは違うオーラがある。」って耳にするわよね。わたし昔「あなたのオーラは黄色、左横に黄緑の線が入っていますよ。」と言われたことがあって、「黄色?黄緑の線?」と戸惑ったっけね。今はどんな色になっているのかしら。ソワカの前回のお便りでもこの存在感について書いていたわね。

又聞きなので取り上げるのもなんだけれど、お知り合いのまたお知り合いの方がある有名なモデルの方とお仕事されたそう。その時の印象が「大きい。顔が小さくて脚が長くてロボットみたい。」とお話になったようなの。

一方ソワカのお知り合いが同じ方をもっと以前にお見かけした時には「かわいいかった。」とおっしゃったそうね。“かわいい、きれい、かっこいい”様々な褒める形容詞はあるけれど、その人の”存在感”を表せているかといったら少し違う気がしたの。そして、同じ方でも時期や見る方によって感じ方が違うというところも興味深いものがある。

個性やエネルギーを全身で”発”する=オーラ?

わたしは冨樫義博さんの漫画に影響受けてきたわけです。HUNTER×HUNTERでは、オーラを自在に操る念能力者たちが登場。六つのオーラのタイプがあり、念能力者たちは能力開発や修行を行いながら戦ったり、人によっては占いなど。虫や植物でさえも”念”を習得することが可能。その人の個性を凝縮した究極が”念”ということなの。

オーラってなんだかスピ系っぽくなってしまうから誤解されることもありそうで話しづらいのだけれど。わたしの解釈ではオーラとはその人独自の熱量を空気を震わせて伝播する力みたいなことなのかって思っているの。エネルギーって周波数や波動なんかで表現されるけれど、わたしは周波数がしっくりきている感じ。

その人自身の存在感、つまり個の凝縮・純度の高さがオーラの量に比例するのではないかしら。
ここで、前段で例に挙げたモデルの方、以前は”個性”よりも先に”かわいい”という記号的な形容詞で評されるところから、この数年で”凝縮した個”が前面に出たことによって別の印象に変わったのではないかしら。つまり他と比べていい意味で”異質な存在”になったこと。それがその方自身の世界観を創るっていうこと?

そして加えて、そのオーラによって人に何かしらの影響を与えられる人を"オーラがある"っていうのかしらね。

どんな自分になりたいか=自分を探る方法の一つ

以前ソワカに話したかしら?わたし大学時代の部活で部長だったのだけれど、後輩に「あなたはどんな選手として活躍したいの?イメージがあればそれに近づけられるように意識を向けた方がいいと思う。それと、あなたはどんなことをこの部で実現してみたい?」って聞いたことがあるの。彼女は無言で、絞り出した言葉が「今までそんなこと考えたことがなかったし、機会もなかったので自分がどうしたいかわかりません。」って言ってた。しかも彼女だけでなく、他の同期の子も似たような感じ。

恐らくこれまでの人生、親はどう考えるか、友達はどう考えるか、先生はどう考えるかを優先して考えてきたのかもしれないわ。それ自体悪いことではない。けれど、他者の意見が自分の意見と錯覚して人生を歩んでいる可能性も否定できない。それは何だか物悲しい気持ちになったわ。

そして、ソワカは前回のお便りで”こうなりたい””こうでありたい”と思えた人の感覚になれたら面白くないかしら”といっていたわね。明確にその理想像がある人はいいと思う。それがない人もいるのかもしれない。”または、”何者かにならなければならない”という強迫観念は危惧すべき点かしら。

“どんな自分になりたいか”を”自分とは別物の何かになる”と誤解する方もいるのかもしれない。そうではなく、ソワカが言っていたことは他者からの視点を通して”自分とは何か”を追求するという方法論ということかしら?

ロボットやAIが主流の世界で生き抜く”感覚の世界”

わたしはテクノロジーの話が結構好きなの。常々「自分のことを一番信用していない。」と言ってきたわたし。経営戦略コンサルタント 鈴木 貴博氏『人工知能時代に生き残るのは、意外にも「こんな人たち」だった』という記事をどなたかがシェアしてて参考になったので共有したいわ。(シェアしてくださった方すみません。)

この記事では使いっ走りができる若手のような存在が重宝されるそう。決断はAIが正確に下すようになり、決断が必要な立場の上司は必要じゃなくなるってことみたい。小回りが利く実行者が組織に残るとの見方。なんだか納得してしまったわ。

わたしはここに加えて、組織に必要な存在としてオーラがある人だと思っているの。その人でなくてはならない理由。その人が生み出す"何か"をみんな待っているはず。計算を超えた何かをキャッチする力や存在自体が今後益々必要になりそう。まさにわたしたちの好きな作家の佐藤優さんや高城剛さんがよくおっしゃる”肌感覚”を研ぎ澄ませる必要がありそうね。

用兵術
戦略・戦術の天才

草々

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