「しをちゃんとぼく」

「しをちゃんとぼく」という漫画が好きです。

集英社の運営している、となりのヤングジャンプで連載していたらしく、2ヶ月ほど前にヤンジャンアプリで知ってからファンになった。(つい最近知って大好きになったばかりなのに連載終了になってしまってとても悲しい)

とにかくでたらめに死なない「死を失いし者」の通称「しをちゃん」と、近所の小学生「ぼく」を中心とした、ほのぼのちょいグロギャグ漫画。(ちょいグロというのは、しをちゃんが何をしても死なないために注意力とか全く無くて大体いつも流血してるから)

「死なないけど生きづらい、 悲喜こもごもの日常コメディ!」という煽り文が、死ぬけど生きづらいと思っている自分にぴったりだと思って読んだら、久しぶりに声を出して笑ったり感動して泣いていた。

「ちかもとさん」という生きづらさを抱えた登場人物が、「自分は他の人にとって当たり前のことができない」と悩んでいると、

「生まれて死ねれば当たり前の事はもうできている…
加えてお前はものも作れる
どれも不可能なわたしに対しては存分に誇るがいい幾度でも讃えよう」

と、しをちゃんは全肯定して褒めてくれます。優しい。優しい世界。

一話が短いので元気がない人でも読みやすいと思います。短い話の中で笑わせたり泣かせたり哲学的なことを考えさせたりしてきてとにかくオススメなんです。特に鬱だったり元気がない人、生きづらい人。

本日6/19(あ、書いてる時点で日付が変わってしまいそう)単行本2巻が発売ということで、もっとたくさんの人に知って欲しくて書きました。

こちらのリンクからとなりのヤングジャンプの第一話が見れます。https://tonarinoyj.jp/episode/13932016480028985755        リンクが怖くてクリックしたくなかったら普通に検索したりヤンジャンアプリでも見られるのでぜひ!

読むと気持ちが楽になるので本当にオススメです。まだまだ続きが読みたいなぁ……。



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