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エジプト人の夜の事情は?いやん//大学生のエジプト旅行〜2日目〜

「エジプト人の夜の事情は?いやん//」

答えは最後に…

 2日目は日本で事前に予約していたツアーの日でした。ピラミッド、博物館、ナイル川クルーズ、お土産屋さん、を巡りました。

8:00 朝食。日本人ぽいガイド、ティファと会う

 朝食はパン。チーズ。ヨーグルト。
パンはナンのようでモチモチしていて美味しかったです。
朝食後、ガイドのティファとホテルのロビーで会いました。

8:44 考古学博物館

 エジプトで発掘された品物をたくさん展示しています。ティファが色々紹介してくれました。これはツタンカーメンだの香水瓶だのミイラだの… 教科書、テレビで見たものばかりで、エジプトの歴史の深さを感じました。
個人的に驚いたのは動物のミイラです。内臓の血が今もついているらしいですよ。
↓内臓の血、ほんのちょっとついてる

10:57 パピルス屋さん

 博物館の後、いきなりティファに「降りてください」と言われ、連れてこられたのが、パピルスの店。
パピルスとはエジプトで生まれた紙です。
日本人が縄文土器を作る前から、エジプトの人は絵や文字を使っていました。中学校の頃、覚えさせられた"エジプト文明"を感じました。自学ノートに何回も書いたなぁエジプト文明。

はじめにパピルスの作り方、特徴、歴史の説明をパパッと済まされました。
その後、ペンと購入表を渡されたので、
「あ、"買え"ってこと?」笑
ずっと、店員さんが後ろついてくるんです!
一応、値切りはできるみたいで、時間をかけて値切りました。

店員さん「助けが要りマスカ?」
(May I help you?を直訳、素敵♡)

私「二枚買うけんもう一枚つけて?」
(博多弁で可愛く、素敵♡)

店員さん「ンー、二枚でしおりをツケマスヨ」

 そこから結構頑張りましたよ。A4サイズのパピルスを2枚買って、A4サイズ1枚としおり3枚付けてくれことになりました。
カードで購入して、商品を渡してもらいます。値切るの結構楽しかったなぁと思って店を出ようとすると…

友人H君が
「一応確認しといたほうがよくない?」
と、H君はパピルスの入っている筒を開けて、自分が選んだパピルスと間違っていないか、確認していました。

事前にネットで調べた情報によると、
「エジプトでは商品を買った後、袋に商品が入ってないなど、騙されることがたまにある。」
と書いてあったのを思い出して、

「確かに、そうだね。」

僕も彼を真似て確認しようとしました。
すると、ガイドのティファが
「大丈夫。ここは政府の店だから。安心して」
と、言うんです。
しかも、"冗談よしてよ"というような表情で。
ティファが言うなら大丈夫かなと思い、確認せずそのまま容器をバッグに入れて店を後にしました。
これが大きな間違いでした。3日目編で書きますね。

13:08 アリババ香水店

 次に香水のお店に連れて行かれました。ここは、日本語ペラペラのスタッフさんが1時間くらい説明してくれるんですが、話が面白い!!
日本人向けのお店で相武紗季さんも来たらしく、とても良い雰囲気でした。
 店主の方が面白い話をしてくれました。

「あなたたちは彼女いる?オススメがあります。エジプトには男と女の香水があるんです。夜を過ごす時にお互いの体に塗り合うのですが、女の人が男の体に塗る場所は一ヶ所。男の人が女の体に塗る場所は三ヶ所。意味が分かりますか?笑」

僕たち2人とも下ネタが大好きだったので、目を合わせキャッキャウフフ、今思えば恥ずかしいですね。

「この香水は汗とかで香りが変わっていくんです。それにアルコールも入っていないので、肌に優しいし、日本人向けに香りを優しくしています。」

 僕は決めましたね。買いますよ。そりゃ。カードで支払っている時、ガイドのティファに尋ねてみました。

「ティファもあのー、夜の…あれ、あの男女の香水使うの?」

「当たり前じゃん!笑」

エジプト人はどんな感覚で男女の香水使っているんですかね。笑
↓エジプトの香水

13:36 レストラン「コシャリ」

 ここで、ランチ。麺とライスとレンズ豆と色々入ったものにミートソースをかけて食べました。美味しかったです!次は念願のピラミッド観光です!!
↓エジプト料理

14:12 ピラミッド到着

 ピラミッドを見た瞬間、教科書に載っていたとこだ!!というのが一番の感想。本当に大きかったです。
「最高の人生の見つけ方」という映画を見たことがありますか?
主人公2人でピラミッドの頂点に登って、自分の人生を振り返るシーンがあるんですよ。そのシーンを見てたので、登れるのかなと思ってたら、途中までしか登れず…というか、自力で登るなんて、ほぼ不可能でした。急勾配で、1つ1つの石が大きかったので。

 ピラミッドは3つあって、それぞれ王様が違うらしい。そして、物売りもいっぱいいて、「千円!千円!」って呼び止められます。他にも観光客を狙って色々と詐欺があるらしいので行かれる方はお気をつけて。

14:44 ピラミッド内部潜入

 なんと、ピラミッドの中に入れるんです!泥棒が掘った穴がたまたまピラミッド内部の王の墓への通路とつながり王の墓に行けるようになったらしいです。
泥棒の穴は広くて歩きやすいですが、王の墓への通路は本当に狭い。
子どもですら身をかがめなくては通れない通路を15分くらい登り続けます。
ピラミッドの中は換気できないので蒸し暑く…
ゴールには空間があって王の墓がありました。タイムスリップしたような空間です。
発見されたときにはもう中のもの全て盗まれていたらしいです。最初に見つけた人、ミイラとか見て怖くなかったんですかね?
紀元前にこんな、真四角のお墓、まっすぐの通路を作るなんて、賢すぎるぞエジプト人!日本では縄文土器か…でも日本にも古墳があるもんね。
↓ピラミッド内部(あまりのキツさにブレる)

15:07 ラクダ乗る

 そして、ラクダに乗りました。
今回の目的は博物館、ピラミッド、ラクダだったので、これで目的達成でした。
サングラスかけたおじさんが僕たちをラクダにのせてくれました。

結構目線が高い!

ラクダに乗ってから砂漠、ピラミッド、ラクダ、やっとエジプトに来たんだと強く感じて、興奮しました。
手綱を引いているのは少年で、小学生くらいでしたね。

そして、撮影スポットへ移動すると、少年はたくさん写真を撮ってくれました。
何枚か撮り終わると少年が「アップ、アップ」とH君が言われました。
何のことやらと思っていると、どうやらラクダの上に立てとのこと。笑 
揺れるラクダの上に…!?笑
周りの観光客を見ていると、若い男性だけさせられていました。
怪我しても大丈夫だろ、みたいな感じなんですかね。笑

15:48 太陽の船博物館

 ここではピラミッドの近くに埋まっていた船を見学しました。二種類の船があって一つはそこに展示されていて、なんともう1つは早稲田大学が修復中とのこと。まさかここで日本の大学の名前を聞くとは…誇らしい。
自分の大学では無いけど笑

16:14 スフィンクス

 スフィンクスは他の観光客にも大人気です。人でいっぱい。ティファ曰く、遠近法を使ってスフィンクスとキスしている写真を撮るのが流行っているらしいです。もちろんやりますよ、ミーハーですもん。でも、キス顔はNG♡

16:50 クルーズ船Andrea

 ここでは、ナイル川をクルーズに乗りながらディナーです。料理は色々。イスラム教徒の多い国なので豚は出てこないですね、鳥か牛。
エジプトでは鳩を食べるらしく、もしかしたら鳩も出てたかも。
とても美味しかったです!
そこでは、ドレスのお姉さんのダンスだったり、男の人がショーをしたりと盛りだくさんでした。
↓料理、クルーズの写真

20:00チップ支払いのためにATMへ

 大学生はお金ありません。大学生がお金を持っていた時代とかあるのかしら。エジプトでもそれを痛感します。
 ここまででピラミッドの中に入ったり、博物館のミイラを見たりでお金が別途かかりました。それらが合計で103ドル。

 エジプトにはチップ制度(イスラム教ではバクシーシ)があるので、ガイドをしてくれたティファと運転してくれたドライバーさん、2人にそれぞれチップを渡さなくてはなりません。合計で、35$。
やってしまった。払えない。
ティファにATMによってもらったけど、何故かキャッシュをおろせない。
 このことをティファに言うと、日本円でも良いよとのこと。H君が何かのためにとジャンパーの襟の裏に隠していた¥4,000と$15を渡して、難を逃れました。
いよいよ、お金がありません。お金欲しいです。

20:03 ホテル着

 今日は楽しい経験がいっぱいできたので、本当にエジプトに来て良かったと思いました。ガイドのティファにはお世話になりました。これからもお世話になりそう。僕たちほぼ無計画なので…笑
3日目編は大波乱です。
では、おやすみなさい。🌙

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