うつろぎ

主婦。 2005年にパニック障害を発症し、2012年広汎性発達障害と診断。 現在は症状…

うつろぎ

主婦。 2005年にパニック障害を発症し、2012年広汎性発達障害と診断。 現在は症状も改善し、「パニック障害は自己受容のきっかけを作ってくれる人生の味方」というスタンスでnoteで記事を公開。 執筆・取材のご依頼は以下へお願いします utsurogi2020@gmail.com

最近の記事

パニック障害が教えてくれた事④暴露療法でパニック症状を改善した話

私は妊娠中・授乳中からパニック障害になったので、最初から薬なしで改善しようと考えていました。 そこで「暴露」という行動療法でパニック症状を改善しようと考えました。 暴露とは、実際に自分がパニックになりやすい場所や状況に身を晒して徐々に慣れていくという行動療法の1つです。 最初は不安や恐怖がありますが、いきなり無理をするのではなく、段階的にできる事や慣れる状況を増やしていくのです。 この方法は結構大変でしたし、私の場合は時間もかかりました。 最初はものすごく怖いです。 何度も

    • パニック障害が教えてくれた事〜③子供の手術でパニックになった時の話

      パニック障害になり、1番症状が重かった時期の話をします。前回の記事の続きです。 前回の記事 私のパニック症状 1番症状が重い時期の話 その1 https://note.com/utsurogi/n/n7709b89b152a 2010年に子供が先天性疾患の手術をしました。(ちなみに手術は無事成功し、数年毎の定期検診は行きますが、良好です。) その時もパニック症状が出ました。 手術の前日に担当医師から手術についての説明がありました。 どのような手術をするか、そしてその手術

      • パニック障害が教えてくれた事〜②私のパニック症状が一番重い時期の話 その1

        パニック障害の1番症状が重い時期の話を2回に分けてお話します。 私のパニック障害の症状が出るのは車の運転中とMRIや洞窟などの閉所、高い場所などです。 特に日常生活において、車の運転ができない事がとても不便で大変でした。 2005年秋頃パニック障害を発症し、2010年頃まで車の運転がほとんどできなくなりました。 「車に乗って鍵を回す」というイメージをするだけでも心臓がバクバクして、大きな不安感と緊張感と恐怖が襲ってくるのです。 そのころは車の助手席にも乗れず、誰かの車に

        • パニック障害が教えてくれた事〜①パニック障害になった日

          私がパニック障害になった日の事を綴りたいと思います。 具体的にどういう症状なのか私の例を挙げて綴ります。 もし、現在パニックの症状が酷い人はここから先読む時は注意して読んで下さい。 私が一番酷い時はイメージするだけでパニックの症状が出た事があったので、それでも読む場合は体調が万全な時に読み、心の安全基地を持ってお読み下さい。くれぐれも無理はしないで下さいね。 (心の安全基地とは、これをやっていたらor持っていたら安心するとか、ここなら大丈夫と言える場所など、心を安心させるため

        パニック障害が教えてくれた事④暴露療法でパニック症状を改善した話

        • パニック障害が教えてくれた事〜③子供の手術でパニックになった時の話

        • パニック障害が教えてくれた事〜②私のパニック症状が一番重い時期の話 その1

        • パニック障害が教えてくれた事〜①パニック障害になった日

          パニック障害が教えてくれた事〜発達障害/HSP/愛着障害と気づいた話 序章

          初めまして 主婦の「うつろぎ」と申します。 現在コロナで不安な方や生活が一変してしまった方も沢山いらっしゃるかと思います。 特にパニック障害の方、予期不安が強い方は無理をなさらないようにして下さいね。 今日からパニック障害についての記事を公開したいと思います。 ここではパニック障害になって気づいた事、知った事、パニック障害を受容できるようになった過程などを綴っていきます。 私は2005年にパニック障害になり、一時期は全く車の運転や閉所にいることができなくなり絶望しましたが

          パニック障害が教えてくれた事〜発達障害/HSP/愛着障害と気づいた話 序章